予想スタメン |
■前回の対戦
前回の対戦は4月1日の第5節。この時点ではセレッソと千葉の2チームだけが負けなしという状況で迎えた試合。この時はAマッチウィーク空けスグのミッドウィークの対戦となりましたが、セレッソは前日まで日本代表に招集されていた山口蛍はその直前の試合では出場が無かったという事でスターティングメンバー入り、一方の韓国代表に招集されていたキム・ジンヒョンはフル出場していましたのでベンチ外という中での対戦でした。
千葉はポジションをあまり崩さない形の4-4-2。森本とペチュニクが2トップ。セレッソは4-3-3。
千葉の4-4-2は非常にコンパクトでまた中央のパウリーニョはボール奪取能力が非常に高い。ということでセレッソはSBからの対角パスで左SBの中村や、この中では比較的弱いCBの裏を狙う。
一方千葉は序盤はあまり攻撃に人数をかけてきませんでしたが途中からセレッソの3センターを外そうとサイドチェンジを多用しながらセレッソを押し込み始めますが、決定的だったのが酒本が谷澤との勝負にほぼ勝てなかった事。これで左サイドからのFKをペチュニクに詰められ失点、続いて酒本がペチュニクとの距離を詰められずに2失点目と一方的な展開になりかけた所で、アーリアからのパスに抜けだしたフォルランのスーパーゴール、そしてカカウのゴール、再びフォルランのゴールでセレッソが逆転します。しかし今度はパウリーニョのスーパーゴールで追いつかれるとカウンターからオナイウに決められ再逆転。しかしアディショナルタイムに丸橋のクロスを山下が決めて4-4の同点と壮絶な打ち合いのゲームとなりました。
千葉の特徴としては4-4-2の強固なブロックと攻撃ではサイドに起点を作ってSBとCBの間を突くという形で前回対戦時は最も強いチームだという印象でしたが、その後徐々に勝てなくなり14節以降は前節の勝利を含めて14試合で3勝5分6敗と完全に停滞してしまいました。
元々、中村の裏という狙われやすいポイントを持っていたチームでしたが、今はかなり守備のバランスを崩しており、ストロングポイントであったはずのパウリーニョでしたが、彼が喰い付いた裏をカバーする仕組みをチームとして全く作りきれず、最終的には中村が復帰した26節の熊本戦からはスタメンから外れるという形になっています。
ただ、前節も守備の立て直しが出来たかといえばそうでもなく少し難しい状況になっています。
■プレビュー
セレッソは今回は山口蛍が不在、そして丸橋も累積警告で出場停止。ということで前節とは異なり今節は4-4-2系の相手という事で、橋本と秋山のダブルボランチ、丸橋不在の左SBには椋原が入る形になりそうです。
一方の千葉は、川崎から獲得した安柄俊がこちらも東アジアカップで不在。なので森本が前線に入る形になりそう。ボランチはやはりパウリーニョがベンチでしょうから佐藤勇人と佐藤健太郎、CBには夏に加入した富澤が入るでしょう。
まずポイントになるのはセレッソの右サイド、千葉の左サイド。
前回は酒本が全くダメで椋原を入れることになりましたが、今回は椋原が左サイドにいるのでその方法は使えない。ただ前に関口がいる。このサイドをどちらが有利な展開に持っていけるかは非常に重要な要素になりそうです。
また逆サイドにはセレッソにとって非常に嫌な選手である金井がおり、金井は縦というよりも中に入ってくるので彼にも注意が必要です。
千葉はパウリーニョを外す事でブロックの安定を図っていますが、CBの裏の不安定さは変わらず、ブロックを動かされた時の不安定さも変わらない。
またパウリーニョがいなくなったことで中央のボール奪取力も落ちています。
サイドを変えながらブロックを動かすことでチャンスは十分に作れるはずです。
まさかのエジ先発でしたけど、それより田代がゴール決められなかったのが残念でなりません。やっぱりダメだなあ、という印象しか持ちませんでした。
返信削除なぜ監督は試合に勝てないのにスタメンをもっと変えないのか不思議でなりません。田代を永井に代えてもいいのでは?
コメントありがとうございます。
削除田代と永井とではできることが違いますからねえ・・・。まあ、というよりも田代は今後ろの選手がかなり頼ってプレーしているので代えにくいのかもしれません。