2014年3月17日月曜日

3/15 Jリーグ第3節 VS 清水エスパルス @ ヤンマースタジアム長居

セレッソ大阪42前半11清水エスパルス
2後半0
延長前半
延長後半
PK戦
スターティングメンバー
セレッソ大阪清水エスパルス
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK21相澤 貴志
丸橋 祐介14DF20DF8石毛 秀樹
酒本 憲幸17DF10DF3平岡 康裕
山下 達也23DF30DF19ヤコヴィッチ
ゴイコ カチャル30DF10DF4カルフィン ヨン ア ピン
長谷川 アーリアジャスール5MF00MF17河井 陽介
山口 蛍6MF10MF5村松 大輔
南野 拓実13MF21MF20竹内 涼
柿谷 曜一朗8FW10FW11高木 俊幸
フォルラン10FW21FW10大前 元紀
杉本 健勇20FW43FW18ノヴァコヴィッチ
武田 博行1GKGK1櫛引 政敏
染谷 悠太3DFDF28吉田 豊
新井場 徹7DF0MF16六平 光成
扇原 貴宏2MF0MF23高木 善朗
楠神 順平11MF00MF22村田 和哉
ミッチ ニコルス18MF02FW9長沢 駿
永井 龍9FWFW30金子 翔太
17シュート7
6GK8
7CK5
6直接FK18
3間接FK0
3オフサイド0
0PK1
セレッソ大阪清水エスパルス
丸橋(15')
山下(32')
ゴイコ カチャル(87')
杉本(90'+4)
得点大前(23'PK)
フォルラン→扇原(78')
南野→楠神(89')
柿谷→ミッチ ニコルス(90')
交代高木→村田(58')
竹内→長沢(75')
村松→六平(85')
杉本(21')
南野(77')
警告
退場
ACLを含めるとホーム3連戦の2戦目となる清水エスパルス戦。
前節の徳島戦で今シーズン初勝利となったものの、リーグ開幕戦の広島戦・ミッドウィークのACL山東戦とホームの2試合はどちらも敗れているので、直近の7戦連続負けなしホーム4連勝中と相性の良い清水から何とかホーム初勝利を飾りたい所。

セレッソのメンバーはACL山東戦から扇原がベンチスタートになり柿谷がスタメン復帰。2試合連続スタメンの杉本は右SHに入る。

一方の清水は、前節マリノス戦で厳しい試合をしてしまったことでメンバーを変更。
GKは櫛引から過去にセレッソにもいた相澤に、また前線は開幕から続けていた長澤とノヴァコヴィッチのコンビでは無く、ノヴァコヴィッチがCFでトップ下に竹内が入っている。またそのマリノス戦で杉山が退場してしまったので、ボランチにはカルフィン・ヨン・ア・ピンが入り、CBは平岡とヤコヴィッチのコンビ。SBには石毛と河井となっている。

■清水の守備
4-4-1-1
清水のディフェンスは4-4-1-1。後ろで4-4の2ラインを作ってノヴァコヴィッチと竹内が前で1-1で縦関係になる。
守備ブロックを高い位置でキープする
そして全体の守備ブロックをかなり高い位置に設定するのですが、高い位置でキープする為に必要なのが中盤の4とトップ下の竹内の守備。
最前線のノヴァコヴィッチはCBまで追いかけ回すというようなことをせずに中盤に入るボールを制限しようかというぐらいですが、CBからボランチ・SBにボールが入ると中盤の4と竹内でプレッシャーをかけにいく。
ここでフリーで前を向かれてしまうと最終ラインは下げざるを得ないので高い位置でキープするにはここの守備が生命線になっています。

それに対してセレッソは、CBに対して守備を行ってるのがノヴァコヴィッチ1人で、しかもCBに対してはほとんどプレッシャーをかけてくることもないので「それならボランチを最終ラインに下げる必要はないよね」って事で後ろのCBの2人でボールを動かしてボランチやSBにボールをつけるタイミングをねらっていきます。しかしさっき書いた様に清水は守備ブロックを高く保つ為にボランチやSBには激しく寄せてくるので、セレッソのCBはボールは持てるけど次どうしようという感じになっていました。
サイドは人を捕まえる
また、清水の守備で特徴的なのはサイドの選手がマッチアップ相手をしっかり捕まえる事。
2トップがサイドに流れサイドの選手が中に入って行ったりすればもちろん受け渡しをしますが、4-4-2のセレッソに対して2トップはCBとボランチ、ダブルボランチはボランチとトップ下の3人で見るような形になっていますが、サイドではSBがSHを、WGがSBをしっかり捕まえてきます。
下がってきてもついてくる
なのでセレッソのSHがポストを受けに下がってくるとキッチリSBもついてくる事も多く見られました。
サイドチェンジをカバー
そして酒本がよくやるプレーの1つで、酒本がボールを持った時に前線中央の選手はニアへのアーリークロスの時の様な動き出しをして、その動きを囮にしてゴール前に走らずにその場に残る逆SHへのサイドチェンジや、動き出したFWが空けたスペース(動き出したFWが最初にいたスペース)にトップ下やボランチの選手が入ってきてDFラインとMFラインの間で受けたりするプレーがあり、通常ならその動きをするとボールサイドと逆サイドのSBもカバーリングの為に中央のCBと同じように動いて下がっていくので今日の様な4-4-2の場合は逆サイドの南野はその場にさえ残っていれば酒本からのサイドチェンジを受ける事ができるんですが、南野とマッチアップしている清水の右SBの石毛はCBのカバーリングポジションをとらずに南野を捕まえる事を優先していたので、前半に何度か酒本はこのサイドチェンジをチャレンジしていましたがこの形では一度も通りませんでした。

ただ、この捕まえる事を逆に利用した形で前半15分にセレッソが先制します。
裏のスペースへ
セレッソは数的有利でプレッシャーもほとんど来ないので2CBでじっくりボールを持つ。
その時に南野がポストでボールを受けようと下がってくる。
その南野の動きに対して石毛が一旦ついていきますが、その時に大外から丸橋が一気に最終ラインの裏へ。
石毛が一旦前に出た分最終ラインにギャップができており、丸橋は石毛の後ろにいるんだけどCBよりも前にいるのでオフサイドは無し。という事でそのまま抜けだして左足で決めてしまいました。
おそらくこの形は準備されていたんでしょう。ここが狙い目だと。
選手も代わっているし直接の原因は対応ミスでしたが、前節も清水はマリノスの斎藤にこの場所を狙われて決められていました。

■清水の攻撃
という事でセレッソが先制した立ち上がり。しかしここまでの時間帯でチャンスを作っていたのは、清水の中盤の所で引っ掛けてのショートカウンターでした。
セレッソは先制したシーン以外はほとんど効果的な攻撃は出来ておらず、縦にボールをつけられないのでブロックの外でボールを動かしてるだけになってしまっている時間の方が多かったです。

そんな中で、セレッソが先制した後あたりから清水の攻撃が変わっていきます。
セレッソはショートカウンターを受けたく無いので、縦に南野を走らせたり、さっき書いた通り結局1回も通りませんでしたが、サイドチェンジを使ったりしだした事で、清水が中盤のところで引っ掛けられなくなりボールを奪う位置が低くなります。
そうなると清水はショートカウンターができなくなるので困るのか?って思っていたら、竹内が色んな所に顔を出してボールを受ける回数が増えはじめ低い位置からでもボールを持った後のパス回しがスムースになっていきます。
そしてその流れをさらに加速させたのが清水の同点ゴール。

竹内から大きなサイドチェンジで左サイドにポイントを作った所で後ろから飛び出してきた河井を杉本が不用意に体をぶつけてPK。それを大前が決めて23分に清水が同点に追いつきます。
これは完全に杉本のミスでした。左サイドで高木の所でボールを奪えそうになったもののこぼれてもう一度清水がボールをキープしたので飛び出してくる河井に対して後手を踏んでしまった所はありましたが、あそこでペナルティエリア内で体をぶつけるのはさすがにミスです。
右サイドでのコンビネーション
ボールを持った状態での清水の攻撃で印象的だったのが右サイドのコンビネーション。
右サイドの低い位置では石毛・村松・竹内、前に運べば村松がそのスペースをカバーする形で大前・竹内・石毛と、最終的には大前がトップ下で竹内が右サイド、石毛がインサイドハーフじゃないか?というぐらい複雑にポジションを入れ替えて人数をかけてボールを動かしCBの山下を釣り出そうというプレーをしてきます。
最終的に得点する事はありませんでしたが、この形からサイドからクロスを入れるという形で清水は何度かチャンスを作っていました。そのチャンスはカチャルが前に喰いついて後ろの意識が疎かになってしまいマークを外してしまうからってパターンも多かったのですが(笑)。
だた一方、左サイドは高木がはっておくってのがルールなのか、竹内も左サイドにはほとんど流れないので、時々ヨンアピンが高木に近づいていくというぐらいでした。

ですが、この清水の形。かなりよく出来ていて面白かったんですが、実はこのような形になるまでの方法がよくわかりませんでした。
例えばセレッソがDFラインにプレッシャーをかけたら確率の低いボールを放り込んでしまうし事も多かったですし。
しかしセレッソもセレッソで、例えば前半大前が左サイドのCKを蹴った後の流れからセレッソがボールを持つ事になった時に、大前が右サイドの自分のポジションまで間に合わないから右サイドに竹内が入って大前はノヴァコヴィッチと並んで4-4-2で守備をする事になった時間帯がありその時はすかさず山口が最終ラインに入って3バックにしてと後ろでボールを持つ形はスムーズだったのですがスムーズなのはそこまでで、そこから縦に入れる形がSHへのポストぐらいでほとんど無く、相手が食いついてきてくれた所を外すことができればボールを運べるのですがそこから先は個人技任せといった状態で、ボールを持っても決定的な形が作れそうな雰囲気はがあまりありませんでした。

しかし、前半に追加点を上げたのはセレッソ。
32分、CKからのショートコーナーで、酒本のクロスを後ろから飛び込んできた山下がファーで合わせてゴール2-1とします。
このプレーもおそらく準備してた形かなと思います。
清水のCKの守備はニアのポストに河井とその前にノヴァコヴィッチを置き後はマンツーにして前線には1枚を残す。
セレッソのCKは、インスイングのボールを使うので丸橋が右、南野が左のキッカーで、後ろに残るのは2人のうち1人は山口でもう1人は右の時は酒本、左の時は丸橋。
キッカーの丸橋が酒本を呼んでショートコーナーの形にしたのですが、その時に酒本はスグに近寄っていかずに1回軽く近づく動きをして自分が行った時に誰がついてくるかと、マンツーマンなので捕まえられないようにとペナルティエリアの外で待っていた山下の状態を確認してから近づくという流れで、山下には途中でカチャルについてたヨンアピンがカチャルを外してマークにつきますが、さすがに後ろから助走をつけて飛び込んでくる山下は抑えきれずファーで合わすという形になりました。
まあヨンアピンとヤコヴィッチの上から叩き込んだ山下の身体能力も凄かったですが。

その後、カチャルが前に喰いついたところの後ろをノヴァコヴィッチに取られてクロスから危ないシーンはつくられましたがキムジンヒョンがセーブし、2-1とセレッソリードで前半終了となります。

■後半の変化
後半の立ち上がりに南野の突破からフォルランが決定的な形を迎えるなど一気にセレッソが勢いを見せ始めます。
4-4-1-1での守備
後半になって変わったのはセレッソの守備の形。前半は4-4-2でセットしていたのを4-4-1-1の形に変え、前半に清水がやっていたようなCBにはある程度自由にボールを持たせるけど、ボランチやSBにボールが入れば中盤の4と柿谷とで一気にプレッシャーをかける形に変えてきます。

後半はセレッソがこの形からのショートカウンターでどんどんチャンスを量産していきました。
逆に清水は前半に見せていた右サイドのポジションチェンジを絡めての攻撃をする形までボールを運べなくなりました。
攻撃時の動き
前向きにボールを奪ってカウンターの形を作れるようになると輝きをみせたのは南野と山口。
柿谷が中盤に下りてボールに絡む事で南野と山口の推進力を引き出していきます。
また最前線ではフォルランが、自身では後半開始早々の決定機を含めて南野から2回、山口から1回、カウンターから1回と合計4度の決定機を得て、残念ながら全て決められなかったものの、最後の局面で清水の守備陣を引っ張ってスペースを空けてくれる事でセレッソは様々な形で決定機を作っていました。
58分〜
58分に効果的な攻撃ができなくなった清水は高木に代えて村田を投入。
村田は右WGに入り大前が左サイドに回る。
しかし村田はサイドに開くタイプでなので前半に大前、竹内、石毛、村松で見せていたようなコンビネーションが発揮されない。というか問題点はここでは無いので状況が変わる事もなくそのまま。
なので、71分のフォルランのシュートの後に大前と村田のポジションを入れ替えますが状況は変わりませんでした。
78分〜
清水は75分、ボールに絡めなくなった竹内に代えて長沢を投入しツインタワーに。
セレッソは78分、フォルランに代えて扇原を投入。柿谷をワントップ、長谷川がトップ下、扇原を左ボランチの位置に入れる。
85分〜
清水はさらに85分に村松から六平に代えてきますが、人の問題じゃないんですよね。

しかし、ここまで後半は完全にセレッソペースで、さらに1点リードしているんですが、こうなってくると捨て身の攻撃なりアクシデントで1点ぐらいなら何とかなってしまう可能性があるのでちょっと嫌だなあと思っていましたが87分にセットプレーから念願の追加点。
2本続いたCKから、1回目は山下がファーポストでマーカーのヨンアピンが何とか防ぐも、2回目は完全に上から叩いて折り返し、それをカチャルがつめて追加点を決めます。
90分〜
セレッソは89分に得点こそなかったものの凄みを感じさせるプレーを見せていた南野を楠神に代え、90分には柿谷をミッチニコルスに代えて右SHにいれ杉本を1トップにまわすと終了間際のアディショナルタイムにカウンターから杉本が決めて4-1で試合終了。
セレッソの今シーズンホーム初勝利となった。

■その他
前半はペースを握られながらも準備していたと思われる形で2点を取り、後半はショートカウンターでペースを握るという、いわゆるハマった試合でした。
山東戦で悔しい思いをしたであろう山下と南野がその悔しさをムダにしないように素晴らしいプレーを見せた事が印象的な試合でした。
ただ、内容的にはスコアほどよかった訳ではなかったので、まだもう少し様子をみないといけないのかも知れませんね。

清水については、本文中でも書きましたが右サイドでポジションを変えながらパスを交えてみせたコンビネーションは面白い形だったのですが、どうやってその形を作るのかという部分については最後までよくわかりませんでした。
まあこの試合ではメンバーがかなり代わってたりするんでその影響もあるかもしれません。ただ、フリーの選手の作り方とかチームとしての形もあるかと思うんですが、それがあまり見えずセレッソの守り方次第になってた気がします。
まあ、セレッソも後半のショートカウンター以外は、ボールを持つ形までは相手の守備の枚数によって後ろの枚数が代わったりしてスムーズなんですが、そこから先は相手の守り方次第になってますからね。合わせたらちょうどいいのかもしれません(笑)。

あと、やっぱりカチャルの守備は危なっかしいですね(笑)。
前への強さと対人の強さはかなりのものなんですが、喰いついて後ろをスグ忘れてしまう。
ポポヴィッチも何度かカチャルに指示してましたが、クロスの時にファーに逃げるノヴァコヴィッチなりを簡単に外してしまい、酒本が慌てて寄せるというシーンが何度かありました。
まあ元々中盤の選手ですし、前への強さに良さもあるんですけどね。
ただ、せめてもうちょっとだけでもちゃんとして欲しいなあと(笑)

最後に解説の玉乃さんが言ってた柿谷の時間を止める持ち方云々ってヤツ。
僕の中でペナルティエリアの角で相手の時間を止めてしまうボールの持ち方をする代表格は、バルサ時代のロナウジーニョです。
左サイドのペナ角辺りで相手と対峙すると、飛び込めないので相手は足を止めて、まるで時間が止まったかの様になっていました。
当時のロナウジーニョは、そこから相手が飛び込んでくれば外す、飛び込んでこなければエラシコで外す、その2つがバレてくると選択してたのがワンステップで逆サイドに飛ばすパス。
セレッソでも、柿谷がボールを持って相手と対峙した時に例えば逆サイドに酒本が後ろから飛び出してきてそこにパスがでたら楽しいだろうなあと思ってしまいました。

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