2015年4月10日金曜日

明治安田生命J2リーグ 第7節 vs ツエーゲン金沢 プレビュー

2015年4月11日 16時00分:キンチョウスタジアム

ミッドウィークにACLがあった関係でJ1ではナビスコカップが開催され、今週末はJ2が土曜日・J1が日曜日となる今節。
初代J3チャンピオンとして昇格してきたツエーゲン金沢を今シーズン初開催となるキンチョウスタジアムに迎えます。
予想スタメン


■ツエーゲン金沢
金沢は昨シーズンのJ3で優勝し昇格してきたチームで、現在J2に所属するチームで金沢と対戦した事があるのはJFLで讃岐と長崎、天皇杯で横浜FCとだけじゃないかと思います。
その金沢が6節終了時点で4勝2敗で勝ち点12の5位と躍進を見せています。
金沢は今シーズンを迎えるにあたって、昨シーズンの主力選手は全て残して、清水から廣井、栃木からチャ・ヨンファン、山形から秋葉、またブラジル人ストライカージャーンモーゼルを獲得。4シーズン目を迎える森下監督のもとで昨シーズンからの継続上積みという形で戦っています。

前線は相手やコンディションで入れ替える形を取っていますが、最終ラインとボランチはほぼ固定。その中で昨シーズンはなかなか固定できていなかったのが、左SBと山藤とコンビを組むボランチで、ここは選手を入れ替えながら起用していましたが、今シーズンは左SBには栃木ではCBとしてプレーしていたチャ・ヨンファン、ボランチには昨シーズンまででJ1J2合わせて360試合出場の秋葉の新戦力で固定する事ができうまくはまっています。

金沢のシステムは4-4-2。
守備ではコンパクトな4-4-2でゾーンディフェンスを行い、理想の形は2トップのプレスとプレスバックで相手ボランチに自由を与えずにボールを奪ってショートカウンター。
攻撃ではFWに楔のパスを当ててポストプレー、その落としたボールをサイドに展開して後ろから追い越しておきます。

ゾーンディフェンスという事は相手の選手の位置ではなくボールの位置によって守備のポジショニングが決まる守備の方法です。
これはどういう事かというと、例えばボールを奪った時に自分以外の味方のいる場所も決まってますし、ボールを奪われた時に自分が戻る場所や、自分以外の味方が戻る場所も相手選手にかかわらずボールの場所で決まってるという事です。(もちろん最終局面では人につく事になるのでそこまで行くと変わってきますが。)
なのでボールの場所で他の味方選手がどこにいるかという事をほぼ把握できる。
ですから守備から攻撃、攻撃から守備への切り替えがチームとして非常に速くなっています。
やっているサッカーをみると昇格チームながら5位というのは決してフロックなんかじゃなく、現時点ではJ2の中でこの金沢が最も組織として出来上がっているチームに見えます。

現在11得点をあげていますがPKで3点セットプレーから5点とほとんどがセットプレーからの得点となっており、右足で15番の辻尾、10番の佐藤、左足は8番の山藤と両足で精度の高いボールを蹴れるキッカーがいます。

CKの守備はゾーン。それも10人全員で組むゾーンになっています。
ただこのセットプレーの守備はちょっと怪しそうで、左SBにCBが本職のチャ・ヨンファンや右SB辻尾をSHにあげてこちらもCBが本職の廣井を入れる事があるのはこの辺りが原因ではないかなと思われます。
実際昨シーズンはJ3で最も失点の少ないチームでしたがセットプレーからの失点が65%を占めています。

■プレビュー
セレッソはパブロ、キム・ジンヒョンが復帰となり、高さを考えるとパブロは欲しい。となると中盤の人数との兼ね合いで前線が決まる形になるかと思いますが、おそらく3センターを継続してその前にパブロ、そしてフォルランと玉田の2トップになるかと思われます。
玉田の位置にカカウの可能性もありますが、アウトゥオリのこれまでの起用法から考えるとフォルランと玉田は純粋なFW、カカウはその少し下のポジションという形になっているので、ここは玉田の可能性が高いのではないでしょうか。
ただカカウも2試合連続ゴール中と好調ですから、状況次第では早めの投入もあるかもしれません。

一方の金沢ですが、開幕の大宮戦では辻尾はSHに入っていましたが、この試合ではSBに入るのではないかと思われます。
辻尾がSHに入る事について森下監督の狙いがどこにあるかという事なんでしょうが、大宮戦・横浜戦と辻尾がSHで先発した試合を見ましたが、相手ボール時のポジショニングが他の選手よりもかなり悪いので、それを考えればSBかなと。もしSHに入るようであれば丸橋や扇原のところから十分チャンスを作る事ができると思います。
前線については、ここはかなり使い分けて来るのですが、今節は右に清原、左に大槻で佐藤はFWでジャーンモーゼルはベンチスタートとなるのではないでしょうか。

組織的で素晴らしいサッカーをしている金沢ですが、穴が無いわけではありません。
1つは最初に書いたセットプレー。ここまではまだ2失点と少ないですが、ギリギリのシーンもいくつかあります。
そして2番目が単純に選手個々の力の差。
ゾーンディフェンスは1対1に勝てないから数的有利を作って守る戦術ではありません。
1人1人の役割が決まっている守り方ですから、逆に言えば1人1人がきちっと役割をこなさないといけない訳です。
抑えにかかっているところを外される、有効だと思っているプレスが効いて無い場合もある。
金沢がここまで勝利したのはヴェルディ・岐阜・愛媛・群馬で、大宮と横浜には敗れています。
開幕の大宮戦は善戦はしましたが、最後に守備は崩れておらず、守備の対応にミスもありませんでしたが家長にやられてしまっています。
そして最後にゾーンディフェンスにももちろん弱点があります。
代表的なものが逆サイドと間です。
今年のセレッソは速く大きくサイドを変える攻撃をしています。
また間を広げる為に立ち上がりから裏へのボールを使って、後半に間を使った攻撃を見せていくというパターンでここまで負けがありません。
フォルランがよく逆サイドに開いているのは、たまたまでは無いんですよね。

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