セレッソ大阪 3-2 関西大学
スターティングメンバー |
GK:丹野
DF:温井、池田、中土井※、堀江※
MF:阪本、西本、立石※
FW:前川、沖野、米澤
■交代
丹野→武田(HT46')
立石※→斧澤※(HT46')
沖野→岸本※(61')
※セレッソ大阪U-18選手
■得点
米澤(42')
前川(52')
米澤(88')
4/21に舞洲で実施された関西大学との練習試合の雑感です。
セレッソはGKの丹野・武田以外は全て新人選手+U-18から5人のメンバー構成となっていました。
立ち上がりは関大が3バックでミスマッチになっている分相手の掴み方に苦労し、最終的にSBのところで数的不利になるので、特に右SBに入ったU-18の堀江くんがポジショニングに苦労していました。
攻撃でもどうしてもビルドアップの段階で中盤が下がってしまい、そうなると関大の5-4-1でつくるブロックを崩し切れないという状態でした。前半はミス絡みで先に失点していますが終盤に前川がキッカーとなった左CKをファーで池田がヘディングで折り返して、そのボールを米澤が頭で押し込んで同点に追いついています。
JFL勢・ガンバの赤嶺とマッチアップしても単純な高さなら全く引けを取らなかった池田なので、大学生相手だと高さが際立ちます。またこの日CBを組んでいたのがU-18の選手でしたから自ら声を出してコーチングする場面も見られました。
後半開始〜 |
中盤は阪本がアンカーに入り斧澤くんは右インサイドハーフに入る。
後半はGKとCBの連携ミスから中土井くんが相手FWを倒してしまいPK。1-2となります。
しかしその直後に左サイドで得たFKのキッカーは温井。温井は速くて曲がるボールを中央にいれ、それを前川がフリーで頭で合わせて同点。
それまでSBにボールが入った時になかなか縦のパスコースを作れておらず、少し不完全燃焼的なプレーが続いていましたがボールの質は流石でした。
そういえば前半に惜しいFKも蹴ってました。
SBにボールが入ってから縦になかなか運べなかったのでスピードに自身がある米澤は裏に抜ける動きをしてもっと出してくれと要求していました。
61分〜 |
米澤が右サイドに回って岸本くんが中央。
ロングパスに抜けだした米澤がフリーでGKと1対1になるも外してしまうという場面もありましたが、試合終了間際に右サイドでタイミングよく上がってくる堀江くん、斧澤くんと絡んで運んだボールをペナ角あたりからの米澤の左足ミドルが決まってついに逆転3-2でセレッソが勝利しました。
セレッソは新人ばかりというメンバーでしたがそれぞれキャラクターの異なるプレーが見られたので楽しかったです。ベンチ入り経験のある西本は色んなところに顔を出せるのでその当たりが評価されているのでしょう。また昨シーズンにすでにトップデビューを果たしている阪本は、ポジション的には前半インサイドハーフで後半はアンカーに入っているんですがココってタイミングでスルスルっと上がってきて気が付くとゴール前にいるというシーンが何度かありました。
FWだと、下がったり中に入ったりして攻撃に絡む前川と、裏に縦に欲しがる米澤と沖野という感じですかね。より裏に欲しがるのは米澤かな。
あと後半に入ったU-18の2人は、斧澤くんは5分ほどみただけで「あ、彼は違うぞ」と感じさせるプレーヤーでしたので将来が楽しみです。岸本くんは多分気が強い(違ってたらごめんなさい(笑))。その気の強さはFWに絶対に必要な要素ですし自分から主張できるので彼も将来が楽しみですね。
いよいよセカンドチームの雰囲気ですね。
返信削除たまたまフィールドプレーヤーが沢山怪我で練習試合にも出られない状況だっただけかもしれませんが。
このTMで出番のあった選手たちは、そのうち②種登録される可能性がありそうです。
プレミアリーグウェストも好調な滑り出しです。いろいろと楽しみですね。
コメントありがとうございます。
削除クルピはスタメン組以外はほぼ小菊さんに任せっきりでしたが、アウトゥオリは全員直接見てるので可能性はあるかもしれませんね。
こうやってU-18の選手を交えてやるのは同じ場所でやってるからこそ出来る事で、彼らの将来にもきっと役に立つと思いますから楽しみですね。