2015年3月17日火曜日

3/15 明治安田生命J2リーグ第2節 VS 大宮アルディージャ @ ヤンマースタジアム長居

セレッソ大阪30前半01大宮アルディージャ
3後半1
延長前半
延長後半
PK戦
スターティングメンバー
セレッソ大阪大宮アルディージャ
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
キム ジンヒョン21GK00GK1加藤 順大
染谷 悠太3DF00DF27今井 智基
丸橋 祐介14DF21DF18横山 知伸
酒本 憲幸17DF11DF3河本 裕之
山下 達也23DF00DF22和田 拓也
扇原 貴宏2MF31MF23金澤 慎
長谷川 アーリアジャスール5MF02MF5カルリーニョス
山口 蛍6MF11MF10渡邉 大剛
フォルラン10FW11MF17横谷 繁
玉田 圭司20FW21MF39泉澤 仁
関口 訓充32FW12FW9富山 貴光
丹野 研太27GKGK21塩田 仁史
椋原 健太30DFDF2菊地 光将
茂庭 照幸33DF0DF34片岡 洋介
楠神 順平11MF0DF13渡部 大輔
安藤 淳16MF00MF15大山 啓輔
永井 龍9FW0FW14清水 慎太郎
カカウ18FW2FW11播戸 竜二
13シュート10
7GK11
3CK5
13直接FK4
2間接FK4
2オフサイド4
0PK0
セレッソ大阪大宮アルディージャ
玉田(53')
玉田(90')
扇原(90'+3)
得点河本(84')
長谷川→カカウ(HT46')
関口→安藤(78')
フォルラン→茂庭(90'+2)
交代横谷→清水(66')
渡邉→大山(76')
泉澤→渡部(89')
警告
退場

<監督・選手コメント>

セレッソ大阪 パウロ・アウトゥオリ監督・玉田選手、扇原選手
大宮アルディージャ 渋谷洋樹監督・河本選手・大山選手・泉澤選手



ホーム開幕戦の相手は昨シーズンの最終戦の相手でもある大宮アルディージャ。
共に降格し、1年での昇格にかける直接のライバルとの対戦です。

セレッソは、パブロが出場停止となるのでそのパブロのポジションに開幕戦ではインサイドハーフに入っていた関口がまわり、インサイドハーフに体調不良から戻ってきた長谷川が入る4-3-3。
また開幕戦はベンチ外だったカカウと永井が共にベンチ入りしています。

一方の大宮は、開幕戦で故障の為途中交代したムルジャはやはり無理だったようでベンチ外。それよりも驚いたのが家長もベンチ外だった事。大宮公式によると「前日の練習で足の違和感を訴えた」との事です。
また前線は開幕戦で途中から出て来てリズムを作った清水では無く、スタメンだった富山のワントップ。トップ下には横谷が入り右に渡邉大剛、左に泉澤の4-2-3-1となっていました。

■開幕戦からの変更点
メンバー的なものなのか、それともチームとして修正したのか、この日のセレッソは開幕戦から変わった点がいくつかありました。
ボール保持時の形
まずボールを持っている時だと、ビルドアップの時にCBがより外側に位置する事が増えていました。開幕戦でもGKから繋ぐ場面など大きく広がる事もありましたが、この試合ではよりその回数が増え、山口がCBの間に降りてきた時にも外側に位置する事が増えていました。
またインサイドハーフのポジションも外よりになり、キックオフ直後のプレーでも山口からボランチの間に降りてきた関口に2トップの間を通して縦パスを入れたように、インサイドハーフの間に関口が降りてくる形も多用していました。
この形になった事で、まず最終ラインに山口が降りてCBが大きく広がることで4-4-2でセットする大宮の前線2人の守備をぼかす事に成功。そして開幕戦の立ち上がりはインサイドハーフは相手のボランチに、SBは相手のSHにとボールが入った瞬間にプレッシングをかけられていましたが、そこを酒本と丸橋のSBが相手SHの外側、扇原と長谷川のインサイドハーフが相手ボランチとSHの間にポジションを取り、真ん中に関口が降りてくることで、中盤の4枚による守備もぼかし、さらにフォルランと玉田は最終ラインにボールがあるときから裏を狙い、中盤からだけでなく最終ラインからも裏に長いボールを使う事で大宮はボールの狙い所を完全に失ってしまいました。
そうやってセレッソはまず大宮の守備をぼかしたところで、さらに丸橋は起点になるだけではなく裏を狙う動きや、長谷川の関口が降りてきた時に前線に飛び出して行く動きを使ってどんどん縦にパスを入れていく事で完全にペースを掌握します。
その中でも特筆すべきは関口で、彼は一旦降りてきてからでもさらにもう一度そこから前に出てプレーに絡むだけの走力があるので前線にも絡む事ができ、かなり効果的なプレーをみせていました。
整理された右サイド
またさらに前線のサイドでボールが収まった時、開幕戦では比較的スムーズに丸橋と扇原の関係で扇原が外を回ったり相手のSBとCBの間を狙ったりと上手く行く場面もあった左サイドに比べ、逆の右サイドではインサイドが早く前に出すぎて蓋をしてしまうので機能しなかったという状況でしたが、この試合では酒本が斜め中央に入っていく動きを披露。オフサイドになってしまいましたが玉田が裏に抜けた形や、大宮右SBの外側を扇原が上がってきてシュートまで持っていった場面など可能性を感じさせるものでした。
守備への切り替え
そしてボールを奪われた瞬間の切り替えのスピードも改善。
それができるようになったのは、ここでも切り替えのスピードとさらにボールを奪いに行くだけの走力がある関口と、もう1つはトレーニングの中で時間を割いて取り組んでいた数的不利でカウンターを受けたとしても相手を遅らせる守備。
中盤から前でボールを奪われ、もしそこから一気に前にボールを出され数的不利の状況をつくられたとしてもCB・ボールサイドと逆サイドのSB・アンカーの4人で相手の攻撃を遅らせて、その後ボールサイドのインサイドハーフとSBが戻って奪いきる。この形を何度も取り組む事で、ボールを奪われた瞬間に前にでていたボールサイドのSBは後ろが4枚残っていてプレッシャーに行けるチャンスがあるなら前にボールを取りに行っても良いという事をハッキリさせ、またもしそこで前に出されても遅らせる守備を徹底していたことでチームの守備への切り替えを安定させていました。
セットしてからの守備
相手が完全にボールを持った時には前線の3枚がコースを限定してサイドにボールを出させたところで中盤のスライドとSBが前に出てくることでサイドでボールをはめる形。開幕戦は完全に4-3で守るだけになっていましたし、キャンプでは逆サイドのFWが中盤に降りる動きをしていましたが、この日はFC東京がやっている4-3-1-2に近い形。
関口が穴を埋める
開幕戦で怪しかった山口がスライドした後のポジショニング。それが顕著に出てくるのは相手が自陣深くのサイドにボールを運んだ時で、この時CBは相手の前線2枚とマッチアップするのでニアゾーンは山口がカバーする事になるからなんですが、この時に開幕戦では主に扇原の絞りが甘く危うさを感じさせていましたが、この日は扇原の絞りの甘さはまだまだでしたがそこに関口が戻ってくることでカバー。
関口のプレーはそれほど目立つものでは無かったかもしれませんが、攻守にかなり効果的でした。

■その後よくない時間帯
セレッソが試合を支配し、攻撃ではどんどん縦にボールを運んでいた非常によかった立ち上がりからの時間帯でしたが、試合後の会見でアウトゥオリが「その後よくない時間帯」と話していた時間帯が訪れます。
後ろの人数だけが増える
守備をぼかされてしまった大宮はブロック全体を下げて、低い位置で守備をするようになります。
全体を下げられるとどうしても裏という選択肢が少なくなります。
そうなると今度はドリブルで運んだりボールを出し入れして相手を動かしていきたいところなんですが、前半はそういった動きがなかなかできませんでした。
立ち上がりから見せていましたがインサイドハーフの扇原が降りてくる形も、立ち上がりの時間帯はそこから裏という選択肢があったので効果的でしたが、ブロックを下げているので裏を狙えるチャンスはかなり減ってしまう。そして相手がブロックを下げた事に対して丸橋はそのまま高い位置に上がっていきましたが酒本は元の位置とほとんど変わらない高さで、酒本と距離を広げたくない長谷川も間や前に入っていく回数が減ってしまう。
その結果相手のブロックの前にいる人数ばかりが増えてしまい、という事は前線では相手の方がずっと多い状態になっているので縦にボールが入る回数が減ってしまう。
アウトゥオリの言う「横パスであったり、バックパスが非常に多く、なかなかゲームを進めることができませんでした。」という状態になっていました。
前半の終盤に見せた扇原が下がって山口が上がっていく形はもう少し早くからできていれば前半のうちに得点を奪えたかもしれません。

という事で前半は完全にセレッソペースでしたが、よかった時間帯も最後に合わせられずに0-0で終了。
ただ大宮は前線との距離が広がって、裏も狙えない、セカンドボールも拾えないという状態だったのでチャンスらしいチャンスは全くありませんでした。

■4-4-2
ハーフタイム〜
セレッソはハーフタイムで長谷川に代えてカカウを投入、関口が開幕戦同様インサイドハーフに入ります。
そして大宮はジリ貧だった前半を受けて後半は積極的に先手をとっていこうと指示があったんでしょう。いきなり縦パスを入れて強引にシュートまで持っていきます。
4-4-2に
それを受けてかセレッソはスグに山口と扇原のダブルボランチ、カカウと関口をサイドに置いた4-4-2のボックスに変更、前半の終盤から扇原が下がった時に山口が前に出るプレーを見せていたし、長谷川からカカウの交代なので守備力も当然落ちるので予めダブルボランチも頭にあったのでしょう。
先制点の形
そして大宮が前への意識を強めたという事はまた裏にスペースができるという事。
53分、セレッソが最終ラインでボールを回している間に丸橋が裏へ。
そこに染谷からのフィードでポイントを作ると中央に入ってきた関口に、関口はそれを元浦和の選手らしくアウトサイドのフリックで玉田にワンタッチで出すと抜けだした玉田が落ち着いて元浦和の加藤の脇を抜いてゴール。
前半からゲームを支配し続けたセレッソがようやく先制します。
4-4-2変更後の守備
セレッソはボックスの4-4-2にしましたが攻撃は3トップと同じようにするので、守備の時はまず4-3でスライド、そして遅れて逆サイドが戻るという形。
ただこの守備は少し怪しさもありました。
特にセレッソの右サイドに入る事が多かったカカウの方は怪しさ満点だったのですが、大宮のその左サイドは泉澤がキレのあるドリブルで仕掛けてきて、突破力があって個の力は素晴らしいんですが、和田とのコンビネーションプレーはほとんど無く2人が別々にプレーするからそれほど怖さを感じさせる事はありませんでした。
66分〜
そこで大宮は66分に横谷に代えて清水を投入。
こちらも完全に4-4-2にしてきます。

しかしこの時間帯では、セレッソの守備に怪しさはあったもののペースはまだ握ったまま。
扇原が相手のSBとCBの間に入ってドリブルで突破するなどチャンスを作るのははセレッソの方でした。
78分〜
大宮は76分に渡邉から大山へ交代。
セレッソは78分にここまでとんでもない運動量をみせていた関口を安藤に交代させます。
大宮が投入した大山は2年目(その前から2種登録でトップチームにも登録されていましたが)の選手で大宮ジュニア(U-12)1期生で大宮生え抜き期待のプレーメーカーで実兄は愛媛でプレーし現在富山の大山俊輔。ちなみにその大山俊輔は弟とは異なりJYから浦和生え抜きで浦和でトップ昇格しています(笑)。

この直後に扇原の右足バックパスが浮き球になりあわやというシーンもありましたが、それよりも問題はこの後の戦い方。
安藤を入れた事で一応元4-3の形にもどしますが、山口がダブルボランチの様なプレーをしたりなど中途半端な状態に。カカウと玉田は遅れてサイドに戻ってくる動きを見せる事もありますが、前半に関口が行っていた役割がいなくなった事もありセカンドボールが拾えなくなり少し押し込まれるシーンも出て来ます。

そして84分CKが流れたところから大山のクロスを河本が頭で決め何と同点に追いつかれてしまいます。セットプレーはマンツーにせよゾーンにせよどうしても流れたボールはマークが混乱しやすいんですがあっさりやられてしまいました。
ただこのシーン、河本の前で安藤が倒れてるんですが、この時安藤が倒れるきっかけになった当たった選手は泉澤で、その泉澤は戻りオフサイドっぽいんですよね。オフサイドポジションの選手が安藤を倒せばプレーに関与してるからオフサイドじゃないのか?という部分はあります。
TVでは大外の酒本とどちらが前かはっきりわからないのでジャッジについてどうこうという事ではないのですが、おそらく選手もそれをアピールしてたんでしょう。

この同点ゴールで大宮はカルリーニョスから播戸の交代を予定していましたがキャンセル。
これだけ攻めながらもまたもや引き分けになってしまうのかと思われた89分、河本が玉田を倒しファール。そしてこのタイミングでで泉澤から渡部に交代。
このファールのFKを玉田が直接ぶち込んで2-1とセレッソが再びリードとなります。
加藤も素晴らしいGKですが、このFKはGKがノーチャンスのとんでもない弾道でした。
92分〜
これでセレッソはフォルランから茂庭へ交代。
アウトゥオリはゴールが決まった瞬間に喜んでいるガンジーさんを呼び止めて交代の指示をしている冷静さ。
セレッソは最終ラインに茂庭を入れて5-3-2。
大宮は交代直後のFKで玉田が決めたのでそもそも渡部をどこで起用しようとしていたのかがわからないけど、この玉田の2点目の後は横山を上げて3バックにし渡部は左サイドに入っていました。
残る時間、大宮は可能性にかけてパワープレー、横山めがけてロングボールを入れてくる。

しかし93分丸橋がクリアで前に蹴りだしたボールを早く前線にボールを入れたいという事でGKの加藤が出て来てヘディング。しかしそのボールを扇原が拾って無人のゴールへロングシュート。これが見事にネットを揺らして3-1。
加藤はもし出なくても大きなピンチになることはなかったでしょうが、早く前にボールを送って可能性を少しでも繋げたいという気持ちがそうさせたんでしょう。しかしそれが裏目にでてやらかしてしまいました。
そしてそのまま試合終了。セレッソがホーム開幕戦で今シーズン初勝利を決めました。

■その他
開幕戦につづいて内容では上回りながら引き分けてしまうのかとドキドキしましたが、さすがに今回は無事勝利できました。
開幕戦よりも確実に内容は上回り、またさらに開幕戦以上に相手を圧倒しましたからこの得点差は妥当な結果と言えるでしょう。
まだ修正すべき点も数多く残っていますが、開幕前にも書きましたけど一つ一つ改善していく中でも勝ち点を積み重ねていくことができれば目標に近づくことができるのではないでしょうか。
相手は看板選手を2枚とも欠くメンバーでしたが、同じチーム相手に昨シーズン最終戦の絶望的な記憶を払拭できる内容と結果だったと思いますので、今後のためにもこのタイミングで大宮相手にできた事は大きいと思います。

この日の観客数はホーム開幕戦という事もあり15,584人でした。
J2のホーム平均観客数を見ると2014年は松本山雅が12,733人で1位、2013年はガンバが12,286人で1位となっています。
2009年のセレッソは9,912人でしたが、昇格後徐々に増やして昨シーズンは21,627人と2万人を超えるところまで持っていく事ができましたので、結果を残すことでペースを維持し平均観客数1位を狙いたいところです。

また、うすうす感づいている方も多いと思いますが、玉田はヤンマースタジアム長居との相性がかなり良く、過去 柏・名古屋のリーグ戦で4試合5得点となっています。そしてこの試合で2点決めたことで5試合7得点。
柏時代の2004年にハットトリックを決められた事は覚えていましたが、それにしてもとんでもないペースでゴールを決めています。
これだと今シーズンからホームなので玉田は得点王間違いなしじゃないか!と思いましたが、今年ヤンマースタジアム長居での試合はこの試合を含めて6試合しかありませんでした(苦笑)。
キンチョウさんには申し訳ないけど今年のホームゲームは全部ヤンマースタジアム長居でやりませんか?(笑)

ハイライト

9 件のコメント :

  1. いつも楽しく拝見させていただいております。
    前回は匿名でしたが、今回はハンドルネームをつけてみました。

    この試合はスタジアムで観戦いたしました。
    アウトゥオリは凄い監督ですね。
    開幕2試合にして守備がほぼ出来上がっています。
    サイドに山口まで寄せて前線で奪う形が機能しており、
    ショートカウンターの形も多かったです。
    前回、懸案と書かれておりました、
    センターバックがワイドに開いたビルドアップも出来ており、
    修正が早いのも素晴らしいですね。

    プレッシングのかけ方から考えても、
    スタメンはこれからも大宮戦のメンバーが主になりそうですね。
    長谷川、関口、山口は必須だと思います。
    一方でまだ連携が取れていないのか、
    引いた大宮相手に長谷川や扇原が
    CBとSBの間の裏に抜け出すシーンが少なかったです。
    得点シーンの染谷や、チャンスを作った酒本等、
    後ろのメンバーがゲームメイカーとして攻撃に加わる時に、
    相手を崩せる印象です。

    カカウはかなりの自由人ですね(笑)
    中盤を横断して逆サイドにパスを出したり、
    攻撃面では相当なアクセントになります。
    そんなものですから守備では元のポジションに戻れませんが。
    ちなみにテレビに映ってなかったかもですが、
    失点シーンの原因もカカウです(笑)
    大宮のCKの時、失点シーンの前までは、
    きちんとカカウはバイタルを埋めたんです。
    しかし、失点シーンの時は、カカウは始めはバイタルにいたんですが、
    CKを蹴る前に、なぜか勝手にスルスルと
    前線に上がっていきました(笑)
    とはいえ、酒本からのパスでCBとSBの間を抜け、
    角度のないところをシュートしたシーン等は、
    さすがカカウと思わせるプレーでした。

    スリートップの一人が引いて、
    2列目やSBが上がっていく形等の連携面はまだまだですし、
    前線のプレスがかからなかった時の守備が試されていない等、
    不安を言い始めればキリがありませんが、
    開幕2試合目にしてこの内容はほぼ完璧です。
    開幕直後で試合内容が出来上がってるセレッソなんて、
    ここ何年かで思い出せません。
    クルピでも開幕直後の内容はここまで良くなかったと思います。
    まあクルピはキャンプインが遅すぎるというのもありましたが。
    アウトゥオリ恐るべし、という印象を持ちました。

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    1. コメントありがとうございます。
      そうですね、アウトゥオリは着々と進めているという印象ですね。
      クルピ時代は、本人が「チームができるまでに10試合かかる」って言っていたようにスロースターターだったので(笑)。
      普段の練習でもどういう状況を想定してやってるのかというのが想像しやすいのでみていて面白いです。

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  2. 今回の分析記事中にフォルランがほとんど登場しませんが、この試合の彼はどうでしたかね。
    私はアーリアは残してフォルラン→カカウの方が良かったと思ってるのですがどうでしょうか。

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    1. コメントありがとうございます。
      フォルランもまずまずだったと思います。
      交代についてですが、変えたかった場所がフォルランのいる一番前ではなく3センターと前線を繋ぐ場所だったので、アーリアと関口から関口とカカウにしたんだと思いますよ。

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    2. そうですか。
      今セレッソで一番決定力のあるカカウをつなぎ役に使うというのはもったいないきがします。
      フォルランは、たとえば・・・17分のタカのシュートの前のところで、酒本にボールを渡すところまでは良いのですが、その後歩いてるんですよね。あそこでゴール前に走っててくれれば玉田からパスを受けて裏に抜けれたのではないかなと思います。
      そういう動きの面で物足りなさを感じました。
      私はサッカーの専門的なことは全く分かりませんけどね。

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    3. お返事ありがとうございます。
      あの交代の目的はおそらく「前半の終盤に後ろに人数が増えてなかなか縦パスが出なくなった事」の改善です。
      そこでフォルランからカカウの交代ではあまり意味がなかったと思いますよ。
      そんな単純な事だけでは無いですけど、例えばシンプルにアーリア→関口、関口→カカウとなると、ポジショニングのバランスもかわってきますから。
      カカウは特につなぎ役というわけではありませんでしたしね。

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  3. 分析を読んで、なるほどと納得していました。
    私もスタンドで観戦していたのですが、安定した守備や、裏を取るという意志が徹底された試合運びのお陰で、安心して試合を観ていられました。

    そして、初得点の美しさに、咋シーズン後半からの脱却を感じてうれしかったです。でも、その後、追加点が取れず、嫌な感じがしていたら、つまらない失点で同点に( ̄▽ ̄;)

    デジャビュかとうんざりしかけたら、またもや玉田が素晴らしいゴール!

    この試合の影の立役者は、玉田や関口などの補強を実現した大熊強化部長だなと思いました。

    前半観ていて気になったのは長谷川。酒本から離れて前の真ん中に上がりっぱなしになっていることが多く、大事なところは戻って押さえていたけれど、運動量も少なくてイライラしました。

    後半、頭から交代だったので、監督はよく見ているなと感じました。長谷川の交代に不満を感じる声もあるようですが、どう思われましたか?

    今シーズンは、楽しくサッカーを観れそうなので、やれやれ、ワクワクです(^-^)v

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    1. コメントありがとうございます。
      どうしても昨シーズン後半のトラウマでドキドキしましたね(笑)。
      アーリアは前半の半分ぐらいまでは、前に出ることで後ろと前をつなぐ役割をできていたのでよかったと思いますが、大宮が少し下げてからは難しくなってしまいましたね。
      ただ、この状態はアーリアがというよりチームがという事だと思います。
      大宮がブロックを落とした時にその2列目を引き出そうと扇原が降りたら、酒本は前半の前半以上に高い位置をとっても良かったと思いますし。
      まあこの辺はこれからの改善点なんでしょう。

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  4. Akiさん こんにちは。
    前回の教えに沿って試合を見てみました。
    自分の見方の変化か、それとも試合運びが前回より明瞭だったのか(恐らく後者ですよね^^;)、ちょっと分かりやすい試合に見えました。
    でも何より勝てて嬉しいですね!こんな試合は分析のための見返しも楽しいでしょうね!これからもよろしくお願いします^^

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