セレッソ大阪 2-0 奈良クラブ
スターティングメンバー |
■メンバー ※セレッソのみ
GK:丹野
DF:温井、椋原、茂庭、池田
MF:長谷川、橋本、関口
FW:楠神、米澤、西本
■交代
丹野→武田(46'HT)
米澤→阪本(61')
楠神→沖野(61')
【得点者】
セレッソ大阪:71' 沖野 90' 阪本
シーズン開幕後の練習試合2試合目となる奈良クラブ戦の雑感です。
■セレッソ大阪のメンバー
セレッソのメンバーはケガで離脱中の中澤・藤本・岡田・小暮・吉野・前川、岡山戦で先発した11人、この日の試合後に期限付き移籍のリリースが出た永井・秋山、と安藤を除くメンバー。
安藤は岡山戦でもベンチ外だったのでもしかすると離脱しているのかもしれません。
そしてこの試合で注目すべき点は中盤の構成。
記録上は4-3-3ですがアンカーを入れた逆三角形では無く、橋本と長谷川のダブルボランチでその前に関口がいる岡山戦と同じ形になっていました。
■奈良クラブ
奈良クラブは4-4-2。メンバーは発表されていないのでこの日つけていた番号のみ。
ちなみに右FWの32番は岡山で前半途中で交代しました。
中盤のダブルボランチは第1、第2が明確な様で片方は頻繁に前にでてきますがもう片方はほとんど上がってこない。守備の時もちょっと下り目に位置している。
なので守備はゾーン風で人を捕まえる形。
展開的にそれほどボールを長く持ってという状況は少なかったからかもしれませんが、以前に見た時はペナ角を取ろうとしているかの様な形でしたがそういうシーンはほとんど見られませんでした。
■セレッソ大阪
先に書いたようにセレッソはダブルボランチの4-3-3。ということはこのダブルボランチは岡山戦だけというか、対3-4-2-1のスペシャルな方法では無いという事ですね。
このダブルボランチの形で岡山戦でも問題だった守備ですが、この日は関口がトップ下で岡山戦でいうところのパブロの位置、楠神が左サイドにいたので岡山戦とは逆ですが少し中盤に下がってくる感じのカカウの位置に入る形。
左サイドでは、楠神が1stディフェンダーとして当たってダブルボランチがスライド、関口は右サイドで開くというより中央ボランチの前に
右サイドでは、関口が出て1stディフェンダーとなりダブルボランチがスライド、楠神が中央に入ってボランチの前に
という形になっていました。
このダブルボランチの形を今後もやっていくのかどうかはまだわかりませんが、次の横浜戦でどういう形を取るのかは注目したいところです。
CBが2人離脱中ということで90分プレーした茂庭と池田。
池田は身体能力が高く、ハイボールではほぼ負けなし。1度大きなミスをして大ピンチを迎えてしまったり、ポジショニングのミスやポカは多々ありましたが、個人の能力的には上回っていました。
そしてその池田のミスは隣の茂庭がひたすらカバーしてくれていました。
池田は今のうちに色々学んでそのミスを減らしていくことができればという感じです。
去年、養和のプレミアでの試合を何度か見ていましたので、池田くんがJFL相手でも空中戦で勝てていたというのは嬉しい情報でした。高校年代だと、空中戦はほぼ無敵でした。あとは、フィードやカバーリングが向上すると良いですね。
返信削除将来性を感じさせる選手なので、期待しています。
コメントありがとうございます。
削除奈良クラブは前日に公式戦があったのでサブ組中心だったみたいですけど、空中戦は完全に圧倒していました。最初の20分ぐらいは岡山とマッチアップしていましたが、少なくとも岡山相手には全部勝ってましたから、高校年代だと無敵だったでしょうね(笑)。
左利きのCBは貴重なんで色々学びながらこのまま順調に成長して欲しいですね。
そうですね。左利きのCBの育成は日本全体の課題とも言われていますよね。
返信削除セレッソは池田くんに加えて、セレッソユースの庄司くんも左利きでしたね。
少なくともどちらかは大成してほしいですね。