2015年9月26日土曜日

明治安田生命J2リーグ 第34節 vs 徳島ヴォルティス プレビュー

2015年9月27日 16時00分:鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
予想スタメン

前節に今シーズン最後のミッドウイーク開催を終え中3日での34節はアウェイでポカリスエットスタジアムでの徳島ヴォルティス戦。
前半戦を3勝10分8敗と苦しんでいた徳島は、折り返してからの12試合を7勝2分3敗と盛り返してきています。


■前回の対戦
前回の対戦は6/21の19節、ホームキンチョウスタジアムでの試合で、試合終了後にフォルランの退団セレモニーが行われた試合です。
セレッソは3センターを中心とした4-3-3。徳島はアンカーに木村を入れた4-1-4-1。
立ち上がりからセレッソは楠神による裏抜けとアンカー脇のスペースを狙う形でペースを握ると、前半24分にアーリアがエステバンと入れ替わりアンカー脇のスペースからミドルシュートを決めてセレッソが先制。
セレッソに先制された事で徳島がエステバンと木村のダブルボランチにした4-2-3-1に変更、守備では4-4-1-1で守る形に修正。
その後は攻撃でもブロックのバランスを崩さない徳島のブロックの前にセレッソは攻めあぐね、また徳島もバランスを崩さない事が優先されているのでチャンスらしいチャンスをつくこともなく、最後はサイズのある選手を前に入れてクロス地獄を繰り広げますが、セレッソは山口が最終ラインに入る事で守りきり試合終了。セレッソが1-0で勝利しました。



■現在の徳島
前回対戦時の徳島は10試合勝利なしという中での試合でしたが、シーズン序盤の苦しんでいた時に比べると内容は上向いており、現在の徳島に近くなってきているという状況でした。
現在の徳島は、シーズン折り返し以降の12試合で5失点、無失点試合9と抜群の守備力を見せています。一方得点は9、複数得点は1試合のみ、無得点試合も4と得点力には不安をかかえ、失点した3試合は全て敗れています。
抜群の守備力を見せている要因は、前回対戦時のシステム変更以降同様に攻撃の時もほとんど4-4-2のバランスを崩さないから。そして一方の得点力に不安を抱えているのも4-4-2のバランスをくずさないからです。
その攻撃のベースになっているのはシンプルに前線にボールをいれる形。FWに前で勝負できる佐藤、裏抜けの津田、高さの長谷川悠とキム・ジョンミンと異なるタイプがおり、そのタイプによって入れるボールは変わりますが、まずは前に当てる所からスタートして、そこにSHが絡んでいきます。
前線以外に持っている選択肢はSHやSBからのクロス。
これも例えばボランチがなにかしてとか相手を動かしてというよりもSHとSBの縦の関係でボールを運んでクロスを入れるというシンプルな形。
なのでクロスの本数はセレッソと同じリーグ6位ですが、クロスからの得点は群馬と並んでリーグ最下位の2点のみとなっています。

■プレビュー
徳島は前節途中出場の内田がスタメン組にはいってたとの事なのでそのまま右SHに入る形になりそうです。前線の2トップは引き続き津田と佐藤のコンビになるのではないでしょうか。

一方のセレッソは、前節ベンチ外だった楠神が復帰出来そうなので、前節から前川と楠神が入れ替わる形になりそうです。
2トップのスタメンは徳島のやり方を考えると前回対戦時同様に楠神の裏抜けがチャンスになる可能性が高いので楠神を使いたい所ですが、そこはコンディション次第というところでしょう。

ポイントになるのはやはり徳島の守備を攻略できるかどうか。
徳島は4-4-2のブロックを 90分間ほとんど崩すことが無いので、じれずにやり続ける事が大切になってくるとは思います。ただ、試合を見ていると穴になりえるのはボールサイドと逆サイドのSH。
右サイドでも左サイドでも逆サイドにボールがあるときのSHの絞りが甘かったり、行方不明になっていたりすることがわりとよくあります。
速いボールでボールを動かすことができれば、ここを使うことができそうです。
また、徳島の右サイドはセレッソのストロングポイントである丸橋とパブロの所にぶつけたいという狙いがあって右SHで内田を起用しようかという事だと思いますが、本来SBの選手である内田の起用は前節の石川がやっていた様な事をやるというよりもドリブルやスピードを考えて刺し合いで裏を狙いたいという事なんだと思います。
なのでサイドを大きく使う展開もポイントになってくるでしょう。

この試合は勝ち点3がどうしても欲しい試合です。

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