2017年7月21日金曜日

明治安田生命J1リーグ 第22節 vs 浦和レッズ プレビュー

2017年7月22日 19時00分:ヤンマースタジアム長居

予想スタメン

浦和レッズが昨年のルヴァンカップチャンピオンとしてスルガ銀行チャンピオンシップに出場するため8月13日開催予定の明治安田生命J1リーグ 第22節のうちセレッソ大阪対浦和レッズの一戦のみが前倒しで行われる。この試合が今週末唯一のJ1の試合となる。


■前回の対戦

前回の対戦は3月4日の第2節、埼玉スタジアム2002で行われ3-1で浦和レッズが勝利している。
この試合ではセレッソ大阪が今シーズンから取り入れた4-4-2のブロックを作った守備で、浦和レッズが取る4-4-2をハメる為に作られたミシャシステムに挑むというかなり難易度の高い試合だった。
試合内容は案の定、両チームの熟練度の差がはっきり出ることとなる。浦和レッズは5トップの両サイドを広く使うことでセレッソの守備ブロックの間にスペースが生まれるのを待つ。そして空いたところを一気に縦パスを入れられて失点。こうなると外と中とを使い分ける浦和に対してセレッソの守備ブロックはバラバラにされてしまい、10分後には追加点を奪われ2-0。
さらに後半立ち上がりに3点目を奪われ試合がきまってしまった。
セレッソの4-4-2は中を絞ろうという意識は感じられるのだが、どうしても人に引っ張られてしまう。特にミシャシステムは相手を引っ張ってバラバラにするための仕掛けがふんだんに盛り込まれているので、ブロックを維持することができなかった。
またこうして守備で引っ張られてしまうと、ボールを奪ったとしても攻撃のスタート位置がぐちゃぐちゃになってしまっている。
その結果効果的な攻撃はほとんどみせる事が出来ず、3点目を奪われ浦和がペースダウンするまでの間に効果的なカウンターを見せる事ができていなかった。

■現在の浦和レッズ

昨年はチャンピオンシップに敗れリーグタイトルを奪う事ができなかったものの、歴代最多タイとなる74もの勝ち点を獲得した浦和レッズ。
今シーズンは開幕戦にこそ少しアンラッキーな面もあって敗れたものの、セレッソと対戦した2節に勝利すると8節まで6勝1分、22得点6失点と圧倒的な強さを見せていた。
しかし9節のダービー、大宮戦に敗れ今シーズン2杯めを喫すると、そこからの9試合で2勝1分6敗と一気にペースダウン。ペトロヴィッチ監督の進退問題にまで発展します。
浦和が苦しんだ要因は、プレッシングと被カウンター。
特にカウンターへの脆さは顕著で、可変システムを使っている事からどうしても守備への切り替えには問題を抱えているのだが、そこでプレッシャーをかけきれないことから守備の対応がズルズル下がってしまうだけという厳しい状態に持ち込まれる場面が増え、今シーズンはここまでの18試合で無失点で抑えたのは2試合しかない。これは札幌、大宮、新潟、広島と並んでリーグワースト。ちなみにセレッソは無失点試合は7ある。

■プレビュー

セレッソのメンバーは、セビージャ戦では大事を取って休ませたソウザがこの試合には問題無さそう。という事で、いつものメンバーという事になるだろう。

一方の浦和は、遠藤が出場停止から復帰となるため、3バックは森脇、遠藤、槙野の3人。両差h度には切れ味するどいドリブルをみせている関根と宇賀神、センターには柏木と阿部、前線は興梠、ラファエル・シルバ、武藤となりそうだ。

この試合、現在の浦和の状態や戦い方を見る限り、セレッソじゃ十分得点のチャンスがある。
なので、より最初に失点をしてしまわない事が重要だろう。
セレッソはここのところ先に失点をしてしまう試合が増えてきている。それでも逆転し、勝利につなげている事は素晴らしいが先に失点をしてしまうとどうしても難しい状況に陥る。
4-4-2を使うセレッソにとってポジショニングで相手を動かしてくる戦い方はあまり得意ではないが、なんとかガマンすることができれば、試合に勝つチャンスは増えるだろう。
そのためにも前半45分間は無得点となっても良いので、なんとか無失点に抑えたい。
それさえできれば、ボールを奪って逆サイドに展開し、逆サイドに展開。SBとSHでボールを運んでクロスやスルーパスなどでチャンスを作ることができるだろう。
前節の勝利で首位の座を手にしたセレッソ。この試合に勝利することができるかどうかは、今シーズンの今後に大きく影響する試合となる。

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