2014年4月21日月曜日

4/19 Jリーグ第8節 VS FC東京 @ 味の素スタジアム

FC東京20前半00セレッソ大阪
2後半0
延長前半
延長後半
PK戦
スターティングメンバー
FC東京セレッソ大阪
選手名番号位置シュートシュート位置番号選手名
権田 修一20GK00GK21キム ジンヒョン
徳永 悠平2DF01DF14丸橋 祐介
森重 真人3DF02DF17酒本 憲幸
吉本 一謙29DF00DF23山下 達也
太田 宏介6DF10DF30ゴイコ カチャル
高橋 秀人4MF00MF5長谷川 アーリアジャスール
米本 拓司7MF30MF6山口 蛍
東 慶悟38MF13MF13南野 拓実
エドゥー11FW12MF20杉本 健勇
平山 相太13FW42FW8柿谷 曜一朗
河野 広貴17FW01FW10フォルラン
塩田 仁史1GKGK1武田 博行
カク ヒジュ24DFDF3染谷 悠太
松田 陸50DFDF4藤本 康太
三田 啓貴8MF0DF7新井場 徹
羽生 直剛22MF1MF2扇原 貴宏
渡邉 千真9FW0MF11楠神 順平
武藤 嘉紀14FW10MF18ミッチ ニコルス
11シュート12
9GK7
5CK7
11直接FK9
2間接FK2
2オフサイド2
0PK0
FC東京セレッソ大阪
平山(66')
武藤(77')
得点
エドゥー→武藤(57')
河野→三田(72')
交代フォルラン→扇原(72')
杉本→ミッチ ニコルス(80')
長谷川→楠神(90'+1)
東(59')
平山(74')
警告杉本(34')
扇原(90'+1)
退場
フォルラン・柿谷だけでなくポポヴィッチ・長谷川アーリアジャスールという今シーズンセレッソに加入し2人の事もあり40,761人の観衆を集めたアウェイ味の素スタジアムでのFC東京戦。
セレッソはACL、FC東京はナビスコカップとどちらも水曜日に試合をおこなっているので中2日での試合となる。

セレッソのスタメンは前節と同じ。リーグ戦前節では途中交代となったキムジンヒョンもACLでスタメンフル出場を果たしているのでこの試合でも当然スタメンとなっている。
またベンチにはACLでリーグ開幕戦以来の出場となった藤本が戻ってきている。
細かい部分ではこの試合はこれまでと山下とカチャルのポジションが入れ替わって山下が右・カチャルが左となっており、これは水曜日のACL浦項戦の後半途中からも山下が右CBに移っていた。ちなみにその時はボランチが下りて3バック化した時に山下が右サイドからボールを持ち出すプレーも見せている。

一方の東京は前線にエドゥーと平山、トップ下に河野を入れた4-3-1-2。中盤の左には東が入り、武藤・三田はベンチスタートとなっている。

■サイドを巡る攻防
セレッソ攻撃時のマッチアップ
FC東京のフォーメーションは4-3-1-2。そして守備の時は4-3-3でセットする。
セレッソもそうですがJリーグでは4バックのチームは4-4-2だったり4-4-1-1だったり4-4でセットする事が多いのですが東京は4-3になっています。
両サイドをポイントに
ピッチの横幅を3人のスライドでカバーする事は不可能というのは現在のサッカーではもはや常識になっているので、セレッソはこの東京の4-3の3の部分を狙い序盤からフリーになりやすいSBにボールを預けていきます。
東京の守備
東京の守備は4-3-3でセットするところから始まるがサイドに対する守備は2段構えで、セレッソのSBが低い位置でボールを持てばインサイドハーフがSBに寄せ、前線の3人の内少なくとも1人が中盤のボランチのところに下がってくる。
サイドで選手を受け渡す
一方、セレッソのSHがポストプレーなどに引いてきてその外をSBが前に出てくる形では、SHはインサイドハーフにマークを受け渡し、SBがSBとマッチアップする様な形にしていました。
これはセレッソのSHは中央に入っていったりする動きも頻繁に見せるので、そのままSBをつけていると外側を空けてしまいSBが高い位置でフリーになってしまいやすくなるので、それを嫌がっての事なのかもしれません。
これに対してセレッソはサイドでボールを持って相手が寄せて来た時に対角に斜めに長いボールを多用していました。
なので前半は中央というよりもサイドから攻撃を作るという形になっており、実際に何度かチャンスは作りましたがアンカーのポジションに入っている高橋が中央で上手くカバーリングを見せていたのでなかなか大きな決定期まで作る事はできていませんでした。
シーズン開幕直後は相手ボランチや中盤が引いた時に埋めるべきスペースを捨てて突っ込んでいくという暴走もみられたのですが、中盤の関係や優先順位が整理されたんでしょう、そんな暴走行為もほとんどありませんでした。
東京ボール時のマッチアップ
東京の4-3-2-1に対してセレッソは4-4-2でセットします。今シーズンのセレッソの守備の問題点は4-4-2でセットしたときにボランチが相手ボランチにプレッシャーをかけに行ける時は全体がコンパクトになって守備が機能するのですが、それができないと中盤以下の4-4と前線の2の間にスペースができてしまい押し込まれてしまう。という流れで、この日の状況だとマッチアップ上はセレッソのボランチのところにミスマッチがあって数的不利になってしまいやすそうなのですが、序盤は柿谷とフォルランの2が高橋のところから守備を始める事でそれほどボランチが動かされる事はありませんでした。
サイドに人数をかける
そんなFC東京が狙って来たのはサイドに人数をかけて攻撃してくる形で、トップ下の河野が左右に流れてそこにインサイドハーフがからんで後ろからSBが上がってくるという3人目の選手を使う動きを見せます。東京の2トップはエドゥーと平山でCBをサイドに引っぱられるとイヤだったセレッソは何度か引っぱられた後中央に入れられてばたつく場面もありましたが、東京がそこまでリスクをかけて来なかった事もあってボランチとSH、SBで守れている事がほとんどでした。

■変化をつけてくる東京
57分〜
FC東京は57分に東京はエドゥーに代えて武藤を投入。エドゥーは水曜日のナビスコカップでも先発していたのでその影響と、このあたりから両チーム中2日の影響でスペースが出来はじめていたので、ポイントになれる選手よりも走れる選手という狙いだったのでしょう。

4-4-1-1
そしてその投入から5分ほどたってからでしょうか。FC東京は4-3-1-2から4-4-1-1になり、2トップの一角として入った武藤が左SHに移動し右SHに東、中央を米本と高橋が横並びになりその前に河野と平山が縦関係になります。
先制点の場面
この東京の変化で試合が動きました。
4-4-1-1になった事でSBが常にSHとマッチアップしてる事になり
66分東京の左サイドで武藤がポイントになってその外側を太田がオーバーラップ。
これまでとは関係が変わったこのサイドの縦2人で酒本は太田に突破されてクロスを平山が合わせて東京が先制します。
試合後のインタビューでフィッカデンティは先制点は4-3-1-2の時って言ってましたけど実際は4-4-1-1に変わってからでした。
4-4-1-1の効果
この4-4-1-1への変更ですが、第一の狙いは自陣のスペースをカバーできる状況にする事だったと思います。最初に書いた様に東京は4-3-1-2でスライドと受け渡しでスペースを埋めていました。しかしそれが中2日の問題や時間の経過で運動量が低下し中盤がオープンになりはじめていたのでそのスペースをカバーする為に人数を増やそうという事だったのだと思います。
またこの変更によって、攻撃ではミスマッチが無くなりましたが守備ではマッチアップがハッキリする。となれば対面の相手に走り勝てる事ができれば良いよねって事での武藤でその武藤が左SHだったんでしょう。
72分〜
そしてその考えをさらに進めて、FC東京は72分に河野に代えて走れる三田を投入。武藤がトップ下というか縦関係になってる2トップの低い位置に入り三田は左サイドに入ります。
一方のセレッソはフォルランに代えて扇原を投入。南野がトップ下に入り左サイドには長谷川、扇原は左ボランチに入りました。
セレッソの交代は、コンディションとACLを考えての事でしょう。

そして、77分。スローインで取りきれなかったところを飛び出してきた高橋に。高橋からのヒールパスを受けた武藤がそのままGKとの1対1を制して東京が2-0とリードを広げました。
80分〜
セレッソは80分に杉本に代えてミッチニコルスを投入。長谷川が右サイドに回りミッチは左サイドに入る。
89分〜
89分に長谷川に代えて楠神を投入するも、セレッソの3人の交代は単純に選手を入れ替えただけなので特に何かが起こるわけでもなくそのまま試合終了。FC東京が狙い通りの形で勝った試合でした。

■その他
見事に負けました。本領を発揮しはじめたフィッカデンティさんはさすがです。狙い、ゲームプラン、修正、手のひらの上で転がされたって感じです。インタビューで「相手は技術的には間違いなくトップクラスのチームだったと思います。」と言っている様にセレッソはいつのまにか各国の代表候補を含めて8人〜9人を擁するチームなので個人のところでは勝負できる可能性もありましたが、そこもしっかり対応できる様に準備も対策もされてしまっていました。

セレッソは厳しい状態ですね。
攻撃面で立ち上がりから多用していた対角線にいれる長いボールはおそらく準備していたのでしょうけど、そういう部分部分は結構細かいのに全体としては攻撃も守備も組織になっておらず個人技頼みになってしまっています。
中盤でミスパスが多いのもチームとしての狙いがぼやけ、個々がその場でやっているからなんですよね。
守備の4-4と2が開いちゃって何とかしようと柿谷が戻って4-4-1-1になってるけどプレスをかけられずってのも同じ事です。
人の問題じゃなくって組織の問題ですね。
この厳しい状態でACLグループ勝ち抜けをかけたアウェイ山東戦。
なんでも良いから勝たないとダメです。今シーズンの戦力でACLグループ敗退なら失敗ですから。

試合前から気になってたんですが、フィッカデンティ監督はセレッソの事を言ってる内容って全て個人の能力についてで、チームや組織については一切無いんですよね。(苦笑)

1 件のコメント :

  1. いつも拝見させていただき勉強させていただいております<(_ _)>

    ACL予選リーグ突破しましたね!

    とりあえず成功と言うことになりました。よかったです。

    今年は中2・3日の日程でプレビュー・レポート書き込みが大変と思いますが、いつも楽しみにしています。
    今年もがんばってください!

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