2014年4月26日15時00分:ノエビアスタジアム神戸
前節アウェイで鹿島に勝って首位となった神戸との対戦となる第9節。
水曜日に中国での激闘から中2日。帰国してからトレーニングできたのは前日のみというハードスケジュールの中での対戦となる。
予想スタメン |
一昨シーズンの降格から1年で復帰した神戸は今シーズン開幕前に大型補強を敢行しリーグ戦で対戦した一昨シーズンはおろか天皇杯で対戦した昨シーズンとも全く別のチームになっています。
ここ数試合の神戸を見たところチームの中心になっているのは、今シーズン開幕前にセレッソがオファーしたとされる10番の森岡。ボールを受けてパスを出すというだけの動きで相手の守備ブロックを動かす事ができる選手で、正直なところ個人的には今お気に入りの選手の1人です。
攻撃の形は森岡がフリーマン的に振る舞うので4-4-1-1の様な形で、シンプリシオが離脱してる中では森岡がボランチの近くに下りてビルドアップを助け、SBを上げSHが中央に入り1トップのマルキーニョスの近くでプレーするというスタイルになっている様子。
そして前節の鹿島戦で目立っていたのが左サイドに入っていた17番の松村。
今シーズンの開幕戦ではSHがペドロジュニオールと小川というコンビでしたが、鹿島戦を見た印象では松村のボールの受けるポイントが良いので、メンバー構成上森岡がボランチの近くに頻繁に下りなければいけないならSHは小川とPJよりもどちらかを外してでも松村を使った方がセレッソにとってはイヤだと思います。
ただ、森岡が頻繁に下がらないといけないのはシンプリシオがいないとボランチとCBだけではビルドアップに少し難があるという事でもあるので、そこは狙い目かもしれません。
守備では森岡が前にでて4-4-2でセット。神戸といえばハイプレスが代名詞で前からどんどん捕まえにいく形を指向していました。今シーズンは森岡や松村などボールを受けれる選手が増えた分攻撃がショートカウンターからポゼッション指向に代わっていますが、守備面のハイプレスに関してはある部分では今シーズンも継続中で、以前より何が何でも追いかけるという事は減りましたが、ブロックができれば中盤の4枚は隙あらば前からプレッシャーをかけようというシーンも多く見られます。
■プレビュー
この試合はセレッソが練習できたのが実質1日だけで、しかも直近の試合では3-4-2-1を半ばぶっつけ本番で使ったという特殊な状態なのでハッキリいってどういう戦い方をするのかが全くわかりません。コンディション的にもかなり厳しい状態でしょう。
それを踏まえると、おそらくボールを持つ戦い方をすると神戸のプレッシングの前にロングボールを蹴らされる事になり、神戸のCBは増川と岩波なので杉本以外は高さできず厳しい状態になる可能性が高いです。
なので勝利の可能性が一番高い方法を考えるとすればやっぱりカウンター。
相手が出てくるところを1人コンディションは良いはずの南野と柿谷でいかにスペースを使えるかがポイントになりそうです。
今シーズンはかなり守備も頑張っているとはいえ、個人的にはペドロジュニオールがでてくれた方がセレッソの使えるスペースも増えるのでやりやすくなる気がするんですが、この試合から戻って来るのかどうか。
キムジンヒョンはおそらく出場しないのではないかと思いますが、上手くカウンターを使いながら山東に勝って良くなった流れを継続したいところです。
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