2014年4月19日16時00分:味の素スタジアム
前売り段階でチケットが完売しセレッソの注目度そのままに、ホームの大阪ダービーに続きリーグ戦2試合連続で4万人以上を集めフルハウスでの試合となるであろうアウェイでのFC東京戦。
リーグ戦ここ3試合を2分1敗で3勝2分2敗の8位に順位を落としたセレッソと、2勝2分3敗で13位のFC東京という状況での対戦となります。
予想スタメン |
現在の順位が13位なのでFC東京の戦力を考えると低迷と言っても良いぐらいの状態ですが、内容は確実に上向いています。
今シーズンJリーグ初のイタリア人監督として就任したフィッカデンティ監督は当初は4-3-3のシステムでやっていましたが、4節の川崎戦から4-3-1-2に変更。川崎戦は0-4で大敗となりましたが、5節の清水戦、6節鳥栖戦と連勝。7節の広島戦は0-1で敗れてしまいましたが内容的には負ける試合ではなくいよいよその本領を見せ始めたかという状態です。
特徴的なのは守備の方法で、Jリーグでは4バックなら4-4-2(4-4-1-1)、3バックなら5-4-1でセットするチームが多い中東京は4-3-3でセット。
後ろは4-3になっているので4-4よりも1人少ないので難しい状況になるんじゃないかと思ってしまうかもしれませんが、中盤の3の前にいる2トップとトップ下の選手でつくる3の守備が機能する事で問題を感じさせる場面もなくなってきました。
また、開幕当初は中盤の3の真ん中アンカーに入る高橋がなぜか深追いして中盤にスペースを空けてしまう事も多かったのですがそこも整備されてきているようです。
また守備だけでなく攻撃でも非常に興味深い動きを見せ、前線3人でプレッシャーをかけたショートカウンターだけでなく中盤の3の両サイドにいるインサイドハーフがビルドアップを助けたりサイドアタックに加わったりといくつかのバリエーションがあるようです。
■プレビュー
FC東京は通常通り今日の前日練習を非公開で行っていたようですので、しっかりセレッソをスカウティングし分析してきているでしょう。
それをフォルランと柿谷の関係で相手のCBとアンカーを動かせるかどうか。
現時点ではフォルランと柿谷の良さをフルで出せる形は作れているとはまだいえませんが、この2人が動く事で相手を攻略していく回数は増えていっています。
そこに杉本と南野、その外側から酒本と丸橋が絡む事で公式戦5試合連続勝利無しという状況を打開できるはずです。
昨シーズンも4万人以上集めた味の素スタジアムでの試合で勝利し鳥栖戦での敗戦を払拭したように、この試合でも勝利し再び状態を上向きに持って行きたい所です。
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