2015年7月20日月曜日

7/18 明治安田生命J2リーグ第24節 VS 京都サンガ @ 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

第24節
2015年7月18日(土)18:04KO 西京極

スタジアム京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場主審岡部 拓人
入場者数13,998人副審蒲澤 淳一、清水 崇之
天候 / 気温 / 湿度晴 / 28.4℃ / 51%第4の審判員大坪 博和
スターティングメンバー
京都サンガF.C.京都
 
セレッソ大阪C大阪
 
  • 監督
  • 石丸 清隆
 
  • 監督
  • パウロ アウトゥオリ
京都サンガF.C.京都
C大阪セレッソ大阪
今回対戦今季平均
データ項目京都サンガF.C.セレッソ大阪京都サンガF.C.セレッソ大阪
SH661011
FK17141715
CK2655
PK0000
警告/退場1/03/01/02/0

<監督・選手コメント>

セレッソ大阪 パウロ・アウトゥオリ監督
京都サンガ 石丸清隆監督

セレッソ大阪 山下選手、染谷選手、丸橋選手、山口選手、田代選手
セレッソ大阪 橋本選手、玉田選手、パブロ選手、キム・ジンヒョン選手、秋山選手
京都サンガ 有田選手、磐瀬選手、田森選手
京都サンガ 駒井選手、伊藤選手、宮吉選手、田森選手、下畠選手

西京極の両サイドにある桂川も天神川も普段見られないぐらいの水量となっていた台風一過の中で行われたアウェイ西京極での京都サンガ戦。
京都サンガは監督が代わって2試合目、3連敗中で順位は20位。セレッソは9試合負けなしで順位は4位という状況。

セレッソのメンバーは前節出場停止だった山口が復帰したものの、扇原が前節終盤に頭部を打った影響で経過観察の必要があるという事でベンチ外、という事で橋本とコンビを組む4-4-2。
ベンチには中澤と愛媛への期限付き移籍から復帰したばかりの秋山が入っています。

一方の京都は、菅沼の故障で前節右SBだった下畠がバヤリッツァとCB。右SBには関西大学から今季加入した内田。内田はこれまで左SBでの出場が多かった様ですが元々は右SBが本職。
またボランチにはキム・ナミルを外して守備力の高い田森が入り、右SHには前節の終盤に個人技で気を吐いた伊藤。2トップには守備に走れる宮吉と有田のコンビで大黒はベンチスタート。また山口智もベンチ入りしています。


■1分9秒
最初の失点は単純にミス
左SB磐瀬からのロングボールを染谷が被って有田に入れ替わられ山下が2対1の状況にされ宮吉のシュートはキム・ジンヒョンがはじくもののそのこぼれ球を伊藤に押し込まれて開始1分9秒で失点。
まずはCBが2対2になっていたし、そこで染谷がかぶるし、伊藤のシュートをコースを切ってるはずの丸橋はブロックの気配すら無く棒立ちで見送るしで、酷い失点でした。
なのでこの失点の直接の原因はミスからでした。で、おそらくこの磐瀬からのロングボールは思い通りのボールではなく少し短くなってしまったんじゃないかと思います。
というのも、ここから京都の攻撃はハッキリと染谷と丸橋の間を狙っていたからです。

■京都の狙い
失点したもののまだ2分という事はここからまだまだ時間があるので逆転のチャンスはある。
で、京都は前線を大黒を外して有田と宮吉にしてきたという事は前からどんどんプレッシャーをかけていこうということ。実際キックオフから2トップがCBを追いかける、GKへのバックパスを追いかける場面が見られます。
がしかし、序盤何度か引っかかる場面こそありましたが、それはあまり効果がありませんでした。実際京都はスグにCBにまで行くことはやめてしまいます。
なので、失点後少しバタバタしながらもセレッソもボールを運び5分にはFKの流れから関口のクロスをパブロが中央で合わせるも枠外という決定機を作ります。
全体を通じて京都ペースだったこの試合で、そうなったポイントは京都の攻撃の狙いにありました。
左サイドから対角に染谷の裏へ
失点シーンで書いた染谷と丸橋の間を左サイド(セレッソの右サイド)から狙う形はパブロがシュートを外した5分頃のシーンの直後の7分頃にも出て来ます。ボールを奪った田森がふわっとしたアバウトなボールで酒本の裏に宮吉を走らせる。それをキープした宮吉はすぐさま顔を上げて染谷の外側に走る有田へ浮き球のクロス。ダイレクトで打ったシュートはさすがに枠外へと外れますが失点シーンと狙っている場所は同じです。
ポゼッションの形
左サイドからの攻撃は対角に長いボールを入れる形でしたが右サイド(セレッソの左サイド)からの攻撃はもっと作り込まれていました。
ベースになったのがボランチを1枚最終ラインに落とし3バック化してボールを保持する形。
ボランチの1枚が降りてCBが大きくサイドに開く。この時右サイドに開くのが本来右SBの下畠。菅沼の故障で急遽CBに入ったとの事ですが、ここに下畠がいる事はこの右サイドの攻撃にとって大きかったと思います。下畠と内田と伊藤の3人による攻撃の形が作りこまれていました。
12分のシーン
まず最初にあったのが12分のシーン。
伊藤が下がってボールを受ける時に内田は縦に上がる。となると丸橋は内田に。左SHのパブロが伊藤につく。その時に原川がスルスルと出て来て伊藤からのボールを受ける事で山口を引き出すとボールを出した伊藤は再び縦の内田に釣られた丸橋と有田がいることで内側にポジションをとらざるをえず閉める事ができなかった丸橋と染谷の間へ飛び出して原川はそこに浮き球のパスを出します。
これは原川からの浮き球がふわっとしたボールだったので時間がかかってしまってシュートまでもっていけなかったのですが、SBとCBの間を狙う典型的な形です。
14分のシーン
その直後の14分には12分のバリエーション。
伊藤が下がって内田が上がる。この時丸橋はパブロに伊藤のところに行け指示してるがパブロには伝わらずにパブロが内田についていく。
ボールを持ってる田森に山口が喰いつくと、田森は丸橋の後ろに浮き球パスをだして内田がパブロを振りきってクロス。
これは先程のシーンとスタートの形は近い状態で対応によって狙う場所を代えたバリエーション。
16分のシーン
16分のシーンはまた少し違う形。下畠と内田が低い位置で縦関係になっていて、そこに駒井が逆サイドから右サイドに寄ってくる。サイドで数的有利を作るために逆サイドのSHも同サイドに寄ってくる形。ここで伊藤にボールが入ると駒井は染谷の後ろから出て来て丸橋と染谷を走る。
15分のシーン
16分のの布石となったのはその直前の15分のシーン。
同じように下畠が右に流れて内田がその前。ここで下畠は伊藤に出して伊藤が丸橋を振りきってドリブルでサイドを崩す。
他のシーンで丸橋が伊藤を止める場面もありますが、この突破力とやられている事もあって16分に間を使われる事につながります。

このSBとCBの間を使う形は長崎戦ではあまり見られなかったのでこの試合に向けて仕込んできたんでしょう。まあ長崎戦は就任2日後とかだったので何もする時間が無かったというのが実際なのかもしれませんが。
ただ、京都としては何度も続けていたこの形から追加点を奪えなかったのはちょっとツラい所ですね。ここで追加点んを奪っていたらこの試合ももっと楽に運べていましたし、今後にとってもこの形で何とか出来るという自信につながったでしょうから。

■セレッソの攻撃
先にも書きましたが立ち上がりこそCBまで追いかける守備を見せた京都ですがスグに辞め、4-4-2でセットする形に。ただSBやボランチにはできるだけ自由にさせないようにボールが入った所で狙う守備をしてきます。
ただ、京都はボールを持った時にCBが開き、ボールを運んだ後も下畠は右サイドにでててバヤリッツァが中央でカバーリング的なポジションをとっている事が多かったのでボールを奪った瞬間には最終ラインにギャップができている場面も多々ありました。なのでカウンター気味にボールを運べるとチャンスを作ることができます。
しかし、攻撃を遅れさせられるとなかなか上手くいかない。
これはこれまでも起こっていた事で、大分戦や横浜FC戦だけでなく快勝した札幌戦でも起こっていたのですが、遅攻になるとボールを受けるために玉田と田代の2トップはどちらも下がってきたりサイドに流れたりして一番前からいなくなってしまいます。
先に書いた京都の攻撃で、間を崩せるのは一番前の真ん中に有田や宮吉がいる為に間が広がるから。いないとスペースを絞って消すことができる。ここの関係はまだまだ上手く行きません。下がる動きで重なってしまうシーンもありました。
前回にも書きましたがストライカーがもう1枚は最低でも欲しいのはその辺りですね。

また2人がゴール前からいなくなってしまうなら例えばパブロがサイドから入ってくるという形も考えられない事もないですが、時々みせるものの整理されていないし、何より効率が悪い。例えば16分のカウンターを受けたシーンは玉田と田代がいなくなってパブロが入った所でボールを奪われパブロのいたスペースを使われてという形でした。

なのでチャンスを作れそうなのはカウンターとセットプレーぐらい。
遅攻からのクロスは待って足を止めてという形なので可能性はあまり感じませんでした。

後半になって、49分のパブロと玉田のワンツーから玉田のシュートは相手エリア近くでいい形でボールを持てるようになった場面ですが、この頃から遅攻になると橋本が前に出て2トップをサポートできる位置だったり、なんだったらそこから裏に抜ける動きをして攻撃にアクセントを加え始めますが、決定機まではなかなか遠い。

■試合展開
65分〜
62分に京都は伊藤に代えて石田を左SHに入れ右SHに駒井を移動。
これでいきなり駒井が右サイドを突破して石田にクロスを入れるが石田のシュートは枠外。
石田のファーストタッチは大きな決定機でした。
セレッソは64分に関口に代えて吉野を、65分には橋本に代えて秋山を投入します。
吉野でアタッキングサードで変化を、秋山で前へ奪うスピードを付けたかったんでしょうが、結果的にはうまくいきませでした。
止まってる状態でのクロスしかなくなっていきましたから、橋本は残しておいても良かったかもしれません。
75分〜
75分に京都は有田に代えてキム・ナミルを投入。4-1-4-1にして守りを堅める形に。
タイミングとしてはちょっと早すぎる感はありましたが、セレッソの攻撃がカウンターとセットプレーしかなく、そのカウンターもセレッソがボールを持つことでなくなっていったのでという判断だったか。

79分にはこの試合で初めてセレッソがポジショニングと動きで右サイドを能動的に崩しにかかるも山口から田代へのラストパスは合わず、その後は放り込み中心に。
87分〜
京都は87分に宮吉に代えて大黒を投入。
アディショナルタイムにはセレッソは山下を上げるもそのまま試合終了。
1-0で京都が勝利。石丸監督就任後の初ホームで初勝利となりました。

■その他
京都とってはいい形での勝利となりました。狙ったのは丸橋なのか染谷なのか、それとも丸橋からの攻撃を減らしたかったのかわかりませんが準備していた事ができた試合だったと思います。
そもそも流石に降格するような事は無いでしょうしいつかは成績も上向きになってくると思っていましたが、守備時のギャップは気になるもののこのサイドを崩す形をものにしていけば順位も上がってくると思います。ただ、途中にも書きましたがあれだけやりながらも追加点が取れなかったのは少し不安材料かもしれません。

セレッソは守備では京都の狙いを最後までカバーできませんでした。これまでの試合ではSBとCBの間はボランチが閉める事が多かったのですが、ボランチでボランチを引っ張られると序盤はパブロの守備や染谷のポジショニングの悪さで面白いようにやられてしまいました。
また攻撃では、前節の札幌戦では狙い所がハマって3点取りましたが、やっぱり不安点だった玉田と田代の関係性がでてしまいましたね。
落ち着いて79分のサイドを崩すシーンなんかを繰り返しできていたらもうちょっといい形も作れたんでしょうが、それができなかったのは2分の失点なんでしょうか。
あと、ゴールに近い位置でセットプレーが多かったので、あれだけあれば1つは決めたい所。
勝ち点を取りこぼしてしまうのはそういうところもあるでしょうね。


4 件のコメント :

  1. 早くアンデルセンに合流して貰いたいな。玉田も田代もいい選手だけどどうもイマイチで。
    永井もいるけど・・・やっぱり即戦力が欲しい。

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    1. コメントありがとうございます。
      玉田と田代はバランスがあまり良くないところがありますからね…
      FWと2列目が欲しい所ですね。

      削除
  2. 扇原選手が出場できなかったのは脳震盪の影響だったんですね。全く知りませんでした。

    パブロの出場停止は痛いけど岡山戦で秋山や吉野が奮起するのを期待してます。

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    返信
    1. コメントありがとうございます。
      公式でリリースは出てないですけどそのようです。
      まだ別メニューなので早く復帰して欲しいですね

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