予想スタメン |
山口蛍は代表招集のため今節は欠場となります。
■前回の対戦
前回の対戦は6/6の第17節、ホームヤンマースタジアム長居での対戦。セレッソはキンチョウスタジアムで長崎に敗れ、その後熊本と札幌のアウェイ2連戦を低調な試合で引き分け、フォルランの契約が夏で終わる事が出てスグの試合でした。
セレッソは4-3-3、フォルランがベンチ外で前線は玉田・楠神・パブロの3人。一方の愛媛は当時セレッソから期限付き移籍中だった秋山が契約上出場出来ないという事で、岡崎と村上のダブルボランチによる3-4-2-1。3バックの真ん中に八尾市出身の江口が入っていました。
前半は完全にセレッソペース。山口がミスマッチになることで愛媛は守備のスタート位置を下げて望んだところ、セレッソは愛媛のダブルボランチの脇をサイドチェンジしながら使ってボールを運んでいく。また中盤がずれてくると中を通すパス。最終ラインの裏にスペースができると裏を狙う、という形でペースを握り、楠神の裏抜けから先制します。
しかしここで1点から決められないでいると、1トップ2シャドー+WBの5枚でミスマッチを使う愛媛の攻撃にセレッソは山口を最終ラインに落とすことで対応していたのですが、CBが降りるシャドーをどこまで捕まえるのかがはっきりしなくなって何度も愛媛にいい形を作られる。
しかしその攻撃を最後は茂庭を投入しDFラインの枚数を合わせて対応し逃げ切りました。
愛媛の守備は前3人のハードワークがあって初めて成立する形。
前3人が追っかけて追っかけてってやってるところに後ろから思いっきりボールに喰いつく事でボールを奪います。という事はまず前3人の守備がハマっていないといけない。もしはまっていないと後ろから喰いつく人はただただスペースを空けてしまうだけの人になってしまいます。
そして攻撃に関してはシャドーが下がってボールを受けに来る動きができること。
前回対戦時はせっかく山口が下がって最終ラインの人数を合わせる事をやっているのに、ここの対応が中途半端だったので後半数々のチャンスを作られてしまいました。
誰がどこまでみてどうするのかをハッキリさせておかないといけません。
■プレビュー
セレッソは山口蛍が代表招集の為不在、扇原はまだ全体練習に合流出来ていないという状態なので、通常ならば橋本と秋山のダブルボランチ4-4-2となりますが、もしかすると同じ4-4-2でも中盤をダイヤモンド型にして4-4-2にして底に橋本、左右は吉野と関口、トップ下にパブロという組み合わせの可能性もあります。また新加入のエジミウソンとマグノ・クルスは今回はメンバー外との報道があります。
一方の愛媛は、前節の札幌戦で勝利していますのでその形の継続か。
なので、瀬沼がトップに入って、シャドーは河原と近藤貴司、八尾市出身の江口は秋山がセレッソ復帰後使われるようになったボランチのポジションで、この夏に清水から期限付き移籍で2012年に以来の愛媛のユニフォームを着る内田が左WBに入る。浦和から加入の小島はベンチスタートで前節同様途中出場があるかもしれません。
試合のポイントとしては愛媛の前線3人の守備を外すことができるかどうか。
ここの守備がハマらないとドンドンスペースができてくるので、裏やサイドチェンジで崩せるはずです。
そのため必要なのは橋本の中盤のコントロールなのですが、ここ数試合の橋本のプレーを見る限り問題ないでしょう。
この試合で勝ち点3を取ることができれば、前節の結果が何倍にもなって活きてくる試合です。
いつも的確な分析をありがとうございます。
返信削除昨年に比べて要所にベテランを配しているのに、またそのベテランは試合の流れが悪くなっているのを気が付いているはずなのに、なぜ去年と同じように試合の流れを変えられないのでしょう?
常勝チームを作るのは難しいでしょうが、何とか「勝者のメンタリティー」を持った集団になって欲しいと思っています。
コメントありがとうございます。
削除そうですね。難しい所ですね。
すぐコントロールを失ってしまうし…
いつもありがとうございます!!
返信削除なんか今のチームはベテランばかりで逆にバランスが悪く感じるような・・・もっと若手を使ってもいいのではないかと思うのは私だけでしょうか?
コメントありがとうございます。
削除確かに若手が足りないのですが、若手と言えばもはやルーキーぐらいしかコンディションのいい選手がおらず、彼らはまだ残念ながら使えるだけのものを残していないですからね。
個人的には大河にチャンスを掴む可能性があると感じていたんですが…