予想スタメン |
■前回の対戦
前回の対戦は4節3/29のヤンマースタジアム長居。
国際Aマッチウィークで、山口蛍とキム・ジンヒョンが不在の中での対戦で、染谷がカズにアレしてユニフォームと花束の試合です(笑)。
セレッソのシステムはその前の岡山戦でも使った4-2-1-3、扇原と長谷川のダブルボランチの前にトップ下でパブロ、その前にフォルラン、玉田、カカウを置く俗にいうファイアーフォーメーション。
前半はやっぱりボランチの両脇を使われて苦労するも、後半に入ってカカウとパブロが中盤でプレーする時間を増やして左サイドを攻略。中央のコンビネーションから左サイドに展開し丸橋のマイナスのクロスを長谷川が決め先制、その後フォルランのピンポイントクロスにパブロが飛び込んで追加点。
終盤にはフォルランに代えて橋本を投入し4-3-1-2で試合をクローズするという展開でした。
横浜のシステムは4-4-2。
セレッソに対して攻撃で狙ってきたのはセレッソの左サイドのボランチ脇で、プレッシャーがかかっていない状態の寺田・中里のボランチから大久保に縦パスを入れてセレッソのボランチの動きを制限し、そこから右サイドの松下、右SBの市村に落として右サイドを攻略、そしてクロスというパターンが多くありました。
このボランチからのCFへの縦パスは攻撃の基本になっているようでこのセレッソ戦以外でも多用されています。逆にセレッソの様にSBからの楔のパスはあまり使わない様でした。
守備面で弱点といえるのはまさにセレッソの得点シーンで使われた場所で、1点目の長谷川のゴールは中央のコンビネーションから左に展開する形で横浜のボランチを動かすと、丸橋にボールが渡った時には元々ボランチのいたバイタルエリアが空っぽになっていました。
なので、この得点シーンの様な押し込んだ状態だけでなくこの試合でも多用していたサイドチェンジも狙い所になります。
さらに、2点目のシーンや前半にあったPKのきっかけとなったシーンのように裏のスペースを使われた時の対応にも少し問題がありました。
■プレビュー
横浜FCのスタメンははカズがまだスタートからは難しい、そして松下もいないので前節と同じメンバー、寺田がトップ下に入る4-2-3-1と思われます。
この寺田のポジションは攻撃の時はかなり流動的でボランチよりも下がってボールを受けて佐藤が追い越して行ったりする動きもみせます。
また守備の時は寺田が前に出る4-4-2になります。
一方のセレッソも前節と同じ4-4-2。出場停止の酒本の代わりには椋原が入る形になるでしょう。
狙いどころは、ボランチを動かすプレーと最終ラインの裏。
玉田の降りてくる動きと、大分戦の後半に見せたSBとSHでサイドを崩す形を継続してやっていけばチャンスは作れるんじゃないでしょうか。前半の様にSBが孤立しているような状態は避けたい所です。
また最終ラインの裏は、前節4-4-2になってどうやって狙うのかがまだはっきりしていませんでしたのでここはハッキリさせたい所です。
中3日という事で厳しい日程ですが、前回の大分戦で同じシステムをやっているのは大きいはず。上積みを見せてしっかり勝ちきりましょう。
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