2015年7月21日火曜日

明治安田生命J2リーグ 第25節 vs ファジアーノ岡山 プレビュー

2015年7月22日 19時00分:キンチョウスタジアム
予想スタメン
前節京都に敗れて負けなし記録が9試合で終わったセレッソ。中3日で迎える今節はホームキンチョウスタジアムでファジアーノ岡山戦となります。
岡山は現在2連敗中で14位です。


■前回の対戦
前回の対戦は3/21の第3節。アウェイシティライトスタジアムでの試合。
岡山はいつもの3-4-2-1ですが、3バックの右に入るセレッソ下部組織出身の篠原がケガで不在で元FWの久木田が入り、1トップには押谷、シャドーには片山と伊藤が入る布陣、一方のセレッソは4-2-1-3のいわゆるファイアーフォーメーション。フォルラン、カカウ、玉田、パブロが前線に並びました。
立ち上がりはセレッソの流動的な動きでボールを運びますが、岡山が守備でセットして奪ったボールを速くでサイドのスペースに出してくる形に変えると岡山がペースを握る。
SBとシャドーがサイドでポジションチェンジしながらセレッソのダブルボランチの横、SBの前のスペースを有効に使い始めまました。
しかし先制したのはセレッソ。後半の立ち上がりに山口が相手陣内でボールを奪ったところからフォルランのクロスをパブロが合わせました。
ただ、セレッソの守備は相変わらずはまっていなかったので岡山のシャドーとWBでサイドを崩す形に押し込まれる。
その結果83分に山口がPKをとられて失点。同点に終わりました。



岡山は前述のとおり3-4-2-1ですが、3-4-2-1を使っているチームの中では比較的3-4-3っぽい。
守備では3-4-3で前から捕まえに来る形がベースで、押し込まれると5-4-1になる。
また、前節0-3で敗れた徳島戦では、徳島がボールを奪えば最終ラインの裏をめがけてドンドン縦にボールを入れる事で最終ラインを押し下げ布陣を間延びさせ、また守備では4-4-2でのプレッシングを採用し、3バックを2トップで、ボランチをボランチで捕まえる事でほとんどボールを前進させる事ができず、WBに出した所をSHで捕まえられるというまさに完敗でした。

■プレビュー
この試合はセレッソがパブロ、岡山は加地が累積警告で出場停止となります。

セレッソはパブロの代わりに入るのはここ最近途中から入っている吉野になりそう。吉野がスタメン入りとなればリーグ戦で初の先発出場となります。
そして扇原がまだ全体練習に復帰できていないので、引き続き橋本と山口のボランチコンビとなりそうです。
また今週から全体練習に合流したとの記事がでた楠神、永井、田中ですが、今節はミッドウィークの試合でまだ合流3日目とかですので、これまでの流れで行くとまだベンチ入りは見送るのではないでしょうか。

一方の岡山は加地の代わりは田中。前節はケガでベンチ外となった押谷も戻っている様でスタメン復帰となるのではないか。また篠原も20節から復帰しているので今回は対戦できそう。
そして大分から獲得した岡本がメンバー入りしそうとの情報がありますが、いきなりのスタメンは無さそうか。もし出場するとすればさすがにワントップではなく左シャドーになりそうか。

狙い所はやはりWBの裏とボランチの裏。
おそらくWBはSBに喰い付いてくると思いますので、そこでボランチや玉田を使ってSHでWBの裏を使いたい所。
またボランチの裏も同様に岡山はセレッソのボランチにボランチで喰いついてくるので前節左SHに入った徳島の木村が見せたような中央に入る動きを吉野ができるかどうか、また前線で重なってしまう事の多い2トップがその対処方法として田代が前、玉田が後ろという縦関係になる可能性もありますのでそうなった時には玉田もボランチの裏でボールを受けたい所。

ここ2試合続けて0-3で敗れている岡山は原点回帰という事で気持ちを前面に押し出してくるかも知れませんが、前線3枚のプレスを外す事は札幌戦で攻略済みですので、慌てずにボールを動かせば十分攻略できるはずです。

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