2019年5月3日金曜日

明治安田生命J1リーグ 第10節 vs 松本山雅FC プレビュー

2019年5月4日 14時00分:サンプロアルウィン

予想スタメン

GW期間中に行われる明治安田生命J1リーグ 第10節。セレッソ大阪は敵地サンプロアルウィンで松本山雅FCと対戦する。


■松本山雅FC

2015年以来2度目のJ1を戦っている松本山雅FC。
ここまで3勝2分3敗で11位というのはまずまずの成績と言えるだろう。得点・失点ともにどちらもセレッソよりも1つ多いだけなのだが、セレッソよりも1勝、勝ち点で3上回っており効率よく勝ち点を重ねているといえる。

松本といえばロングボールだが、前線には190cmのレアンドロ・ペレイラを配置しているようにそれはもちろん変わっていない。
そしてそのロングボールのセカンドボールを狙っているのがシャドゥ。スピードスター前田大然を中心に、シーズン序盤は技術で変化をつけることができるセルジーニョを起用していたが3連敗を喫したことで第6節から栃木、金沢でプレーした中美を起用。
そして中盤のセンターに入るのは、開幕から4節まではパウリーニョと藤田という組合せだったが、第5節からは藤田に代わりJリーグ屈指のキッカーでもある宮坂に。
両ワイドは、左には湘南から加入した高橋。右には序盤岩上が入っていたが5節から田中隼磨。
3バックも橋内を中心に序盤はエドゥアルドと服部という組合せだったが、第4節から3バックの右に今井、第5節から中央に飯田が入り、連敗をきっかけに橋内、飯田、今井という組合せになっている。さらにこちらは怪我での離脱の影響だがGKも第8節からは守田に代わり村山に。
ということで戦い方のベースは変わっていないのだが、3節から5節までの3連敗がかなり内容が悪かったこともあって、それをきっかけにいくつものポジションでメンバーの入れ替わりが起こっている。
この選手の入れ替えで戦い方に変化があったというわけではなく、むしろ松本らしい戦い方ができる選手が増えたという印象。
走れてボールを奪いに行くことができる選手を増やしている。ちなみに松本の前節までのタックル数25.7回/試合はリーグトップである。

松本のボール非保持での話を続けると、基本的には5-2-3で前線の3を中心に高い位置からアプローチをかけようとする。ただし序盤戦はこの前線3人でのアプローチはそこまで効果があるわけではなかった。そこで中美が入ってからは前田、レアンドロ・ペレイラに比べると中美は中盤に下がるタイミングが速く5-3-2の様に見える時間帯も増えている。
そしてこの1列目を外されると5-4-1に。ただし5-4-1でリトリートするのは完全に押し込まれた時ぐらいで、1列目を外された時点ではスペースを埋めるというよりも迎撃型で入ってきた選手に対して前に出ていくという動きも多い。

そして冒頭に書いたようにボール保持ではロングボールが中心で、主にその発射台は橋内と宮坂が務めている。ただし、ロングボール一辺倒かといえばそうでもなく、おそらく前回のJ1でボールを持てない厳しさを感じたからか、比較的ボールをつなごうとする場面もある。
そんな時にチームを助けていたのが中盤に下がるプレーをみせる中美。
中美がポジションを掴む形になっているのは攻守のこういったプレーが求められているからだろう。

しかし、前節の東京戦ではボール非保持よりもボール保持というか、ボールを奪った後のプレーで勝負を決められている。
この試合では当然ながら序盤から東京がボールを保持する時間が長かったのだが、そこでは5-4-1で人へのアプローチも強い守備が功を奏し、実際に東京のボール保持からはそれほどチャンスは作らせていなかった。
しかし問題があったのはボールを奪ってから。守備から攻撃への切り替えで東京に上回られることも多く、ボールを前線に届けられる回数が圧倒的に少なかった。そして2失点ともにボールを奪った直後にボールを奪い返されたところが起点となっていた。

■プレビュー

松本山雅FCの先発メンバーは、前節FC東京戦のメンバーがベースになりそう。前節は0-2の完敗だったが、守備面などポジティブな面もあった。松本は戦い方のバリエーションも多くないのでそれを続けるという形になるのだろう。
変化があるとすれば怪我から復帰しているGK守田のところぐらいだろう。

一方のセレッソ大阪の先発メンバーだが、GWということもあってなのか珍しく4-4-2で行くのではないかとの情報が出ている。
となるとポイントとなるのは右SH。ここが水沼もしくは松田、田中亜土夢もしくは福満で大きく戦い方は代わる。
前者であればボール非保持時4-4-2だがボール保持では3-4-2-1だが、後者ではないかとの情報があるので、もしそうなれば札幌戦の様にボール保持/非保持ともに4-4-2で戦うことになりそうだ。

ボール保持、非保持ともに4-4-2で戦うのなら狙うのは松本のWB裏だろう。5-2-3の松本はサイドにWB1枚しかいないが4-4-2だとSHとSBで2人いる。そしてWBは比較的ボールに食いついてくるのでSHとSBの縦の変化で背後は狙えるはずだ。
そしてそこで詰まった時はソウザからのサイドチェンジ。詰まるということは松本のDFラインがスライドしてきたということ。となると逆サイドにスペースは生まれるのでそこにサイドチェンジを入れ単騎突破、もしくは同サイドのSHとの連携でハーフスペースを攻略したいところだ。

そしてもう1つの大きなポイントは試合をコントロールできるかどうかだろう。
反町監督率いる松本の戦い方は確率は低くともチャレンジの回数をかさね、そこで何度成功するかという方法論である。一方ロティーナ監督の戦い方は必然を求めるもの。どちらも現段階ではそのやり方が上手言っているとは言い難いが対照的である。
そんな中でセレッソがコントロールを失うということは松本にスクランブルを作られてしまうということ。セレッソの生命線となるのは試合をコントロールできるかどうかだろう。

ここまではおそらく想定以上に得点に苦しんでいるのが現状だとは思うが、ポジショナルプレーを選択した限りは試合をコントロールし、気持ちよく勝ち点3を奪いたい試合だ。


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