2019年3月4日月曜日

3/2 明治安田生命J1リーグ第2節 VS 名古屋グランパス @ パロマ瑞穂スタジアム

スタジアムパロマ瑞穂スタジアム主審荒木 友輔
入場者数19,861人副審唐紙 学志、馬場 規
天候 / 気温 / 湿度晴 / 15.3℃ / 22%第4の審判員井上 知大
名古屋グランパス名古屋
 
セレッソ大阪C大阪
 
  • 監督
  • 風間 八宏
 
  • 監督
  • ロティーナ

<監督・選手コメント>

名古屋グランパス 風間八宏監督
セレッソ大阪 ロティーナ監督

名古屋グランパス 赤﨑選手、米本選手
セレッソ大阪 都倉選手、舩木選手、木本選手

明治安田生命J1リーグ第2節。名古屋グランパスのホーム開幕戦としてパロマ瑞穂スタジアムで行われた、名古屋グランパス対セレッソ大阪の一戦は2-0で名古屋グランパスの勝利。セレッソ大阪は今季初黒星を喫した。

■メンバー

名古屋グランパスの先発メンバーは前節から2人入れ替え。前節はジョーと赤﨑の2トップにガブリエル・シャビエルと前田が2列目に入るという4-4-2だったが、この試合では布陣は同じながらガブリエル・シャビエルが前に出てジョーと2トップ。2列目には相馬と和泉という形。相馬と和泉の2人は開幕戦で共に途中出場ながら得点を決めている。

一方のセレッソ大阪の先発メンバーは前節から1人入れ替え。水沼に変わって都倉が移籍後初の先発に入っている。布陣は開幕戦に引き続き3-4-2-1を継続し、開幕戦では柿谷の1トップに右シャドゥに水沼が入っていたが、この試合では都倉の1トップに柿谷の右シャドウという形。2人の並びは開幕戦で決勝点を決めた時と同じ形になっている。

■右から左

名古屋にはジョー、ガブリエル・シャビエルなどタレントが揃っているが、開幕戦で最も印象的なプレーを見せていたのは左ボランチに入ったジョアン・シミッチ。
開幕前はエドゥアルド・ネットの長期離脱で組み立ての部分には正直不安があるかと思っていたが、その穴を埋めて余りあるプレーを披露してみせた。
名古屋の前線の並びが開幕戦から変わったのもおそらくその影響で、もちろん日頃のトレーニングから実力があることは把握していただろうが、実戦では無い中なのでまだ未知数。多少なりとも不安はあったのだろう。なのでガブリエル・シャビエルを2列目で起用した。
しかし開幕戦でのプレーでその不安は完全に払拭。その結果ガブリエル・シャビエルを守備の負担が軽くフリーマンとしてプレーできる前線に移動させることに繋がったのだろう。

そしてセレッソにとってもこのジョアン・シミッチをどうするのかというのは、この試合に向けてのポイントの1つだった。
開幕戦の様にブロックの前ではボールをもたせるが、後ろのスペースを埋めてカバーするのか。それとも前からアプローチをかけて息をさせないのか。
様々なやり方が考えられたが、この試合では開幕戦に引き続き3バックを採用。つまり後ろのスペースを消すという形になるが、それに加えジョアン・シミッチに対しても制限をかけるという形をとってきた。
5-4-1での基本守備陣形
3-4-2-1のセレッソは守備の時は5-4-1になる。スタート時点では2列目の4はかなり中央を絞るポジションを取っていることが特徴的で、中を閉めることで中央への縦パスを入れさせないという形。SBはフリーになるが名古屋の攻撃は縦パスから一気に加速するので優先順位はあくまで中を閉める。SBにはボールが出てからスライドしてアプローチをかける。
縦パスを警戒するという意味ではこれもジョアン・シミッチ対策ともいえるが、これはあくまでベース。ジョアン・シミッチがいなくてもおそらく同じ形だったはずだ。
この試合でのセレッソの守備陣系
ジョアン・シミッチ対策だったといえるのはここからで、注目は同じシャドゥに入る柿谷と清武のポジショニング。ほとんどのケースで柿谷は清武よりも高い位置におり、むしろ清武は少し下がり目。通常であれば右シャドウの柿谷は5-4-1になると右のスペースを埋めるのだが、柿谷に与えられていた役割は左ボランチのジョアン・シミッチに対して右からアプローチをかけること。なので5-4-1になっても柿谷はジョアン・シミッチの右横辺りにポジションを取っていた。

ポイントなのは柿谷がアプローチをかけるのが「右から」になっているということ。ジョアン・シミッチは左利きの選手なので縦パスを入れるには正面を向いた時自身の左側、つまり守備側から見て右側にボールを置こうとする。しかし柿谷が右側からアプローチをかけることでジョアン・シミッチはここにボールを置くことができない。
鳥栖戦では身体の向きを上手く使ってワンタッチやツータッチでどんどん縦パスを入れるようなプレーを見せていたが、柿谷が右からアプローチをかけることでこれを制限したのだ。
柿谷から都倉へ
しばらくするとジョアン・シミッチはこの柿谷の右からのアプローチを嫌がって米本と左右のポジションを入れ替わるのだが、これもセレッソは織り込み済み。
この時ジョアン・シミッチに対してアプローチをかけるのは左シャドウの清武ではなく1トップの都倉。清武のポジションから出ると左からアプローチをかけることになるので、左足からの縦パスを消すことができないからである。

このセレッソの守備の結果、ジョアン・シミッチは鳥栖戦で49本もの縦パスを入れたが、この試合で記録したのは半分以下の19本。また自身の左側からアプローチを受け続けたため右方向へのパスが37本で最多。
その結果前半名古屋のアタッキングサイドは半分以上の54%が右からという形になっていた。
これは左右のSBでも右SBの宮原よりも左SBの吉田の方が攻撃に出てこられた時に脅威であること。そして右から攻められたとしてもジョーを対人に強い山下とヨニッチの間に置くことができることも踏まえての形。セレッソはジョアン・シミッチに右からアプローチをかけることで名古屋の攻撃を右サイドに誘導していた。
なので前半は名古屋に大きなチャンスは作らせていない。相馬も縦に抜ける動きをしたりと工夫は見えたが、左サイドでプレーすることが多いからか右でのプレーは窮屈そうでHTに交代している。一方厄介だったのは左SHの和泉の方で、大きなチャンスにはつながらなかったが柿谷が前に出たところの空いたスペースに時々おりてくる動きを見せていたので今後面倒になりそうな気配は前半からあった。

■発展途上のビルドアップ

今季のセレッソは自陣からボールを繋ぐ。
ビルドアップ
例えばゴールキックの時は常にこの形になる。
ここで相手がボールを取りに来なければそのまま空いてる選手に出すだけだが、取りに来てもOK。いやむしろ取りに来れば背後のスペースを一気に突けるので取りに来ることを誘っているともいえる。
そのためには相手のどの選手が取りに来るのか。スタートになるのはボランチの降りる動き。ここに相手のボランチが着いてくればボランチの後ろ、DFラインの前が空く。なので柿谷がおりてきたり、左に張った清武が中に入ったり。柿谷にCBが着いてくればその裏を都倉、清武にSBが着いてくれば丸橋が前に出る。
通らなかったが立ち上がりに木本がワンタッチで清武に出したパスや、16分に奥埜から都倉へ出したスルーパス、他にはキム・ジンヒョンからシャドゥに直接はいるボールなど上手くボールを運ぶ場面も見られた。
しかしまだまだ引っかかってしまう場面も多数。ここは認知し判断する精度の問題。ここの精度が上がってくれば戦い方のバリエーションが一気に広がるし、相手がボールを奪いに来ること自体がチャンスになったりもする。だがまだまだ公式戦2試合目ということで我慢が必要な部分だろう。

■計算外だっただろう右サイドからの攻撃

ビルドアップの部分は開幕戦の方がまだまだ、むしろこの試合の方が少しだけ良くなったという感じだったが、前半の右サイドからの攻撃は想定していた以上に上手くいかなかったのではないだろうか。名古屋の前半アタッキングサイドで右からが54%と誘導することに成功していたことは先程書いたが、セレッソの前半アタッキングサイドでは左サイドがなんと75%。右サイドは7%しかなかった。
右からの攻撃が停滞したのは
前回も書いたが左利きの舩木が右サイドで起用されているのは内側を向いてプレーできるからだ。
そしてこの試合では都倉が1トップで柿谷が右シャドゥ。ロティーナ監督が試合後の会見で語っている様にこれは都倉が背後を狙うことで名古屋のDFラインを押し下げ、MFとDFの間のスペースで柿谷にプレーさせることを狙ったものだった。
しかしこのMFとDFの間に柿谷が留まることで、舩木にボールが入った瞬間に吉田が迷いなく舩木にアプローチをかけることができるようになってしまった。
開幕戦でも前半に少しだけ、そして後半にはいくつかあった左利きの舩木が右サイドで起用されている効果がでた場面でキーポイントとなっていたのは右シャドゥに入った水沼の動き。
舩木にボールが入った時に水沼が内側からSBの裏へとフリーランニングをすることでSBのアプローチに迷いが出る。そして出てくればSBの背後へ走る水沼へパスを出せるし、出てこなければ時間ができるので逆シャドゥへのパスやボールを持って中央と入っていくという選択肢ができる。
YOU TUBEのJリーグ公式チャンネルの「2019シーズンJリーグ開幕戦の舞台裏!明治安田J1 第1節 セレッソ大阪 1 - 0 ヴィッセル神戸 2019年2月22日 Inside J.League」で公開された映像の中で前半終了時に舩木がイバンコーチに対し身振り手振りを交えて「コウタ君(水沼宏太)はここにいて…」と水沼宏太と自分の関係を話している様子が映っていたが、この試合では柿谷が間でのプレーを優先。またさらに対面が百戦錬磨の吉田だったこともあり前半敵陣でプレーすることがほとんどできなかった。

■名古屋が左サイドから

今のセレッソはシーズン序盤ということもあり「攻撃では新しいやり方にチャレンジしながら、守備ではきっちりリスク管理。その上勝ち点を奪うために1チャンスを狙う。」という戦い方になっている。
そういった面では、ここまで書いたようにセレッソはいくつも改善点しなければいけない点あるものの、神戸戦ほどボールを持たれているわけでもなく、また特にビルドアップのところではボランチ2枚の背後にボールを届けることができればチャンスができる可能性はあり、守備では意図している様に守ることができている。というのは良くはないが悪くも無い。ある種想定内だといえるだろう。
後半開始〜
ということで後半開始から選手を入れ替えたのは名古屋。相馬に代え前田をそのまま右SHに投入する。

後半開始早々に1つ舩木が右サイドで基点になるようなプレーを見せたが、ここからしばらくは続けて名古屋が前半には少なかった左サイドから仕掛けてくる場面を作られてしまう。
和泉のポジショニング
そのポイントとなっていたのは左SHの和泉。
前半から何度かその兆しは見せていたが、柿谷がジョアン・シミッチにアプローチをかけようと前に出た時に5-4-1の場合の本来柿谷がいるべきポジション。つまり奥埜の脇にスッとおりてきてボールを受け、そこで外側を吉田が回るという形を見せ始める。

前半右からアプローチをかけ名古屋の攻撃を右へと誘導していたセレッソにとって、この形で攻められるのはかなり厳しい。こうなると柿谷が前に出られなくなるし、さらに和泉からジョアン・シミッチがリターンを受けると左足を切るようなアプローチをかけられないからだ。
49分に和泉が基点になり吉田へのスルーパスから折返しをジョーがシュートを放った場面はキム・ジンヒョンのスーパーセーブでなんとか守ることには成功したものの決定的な場面だった。

セレッソにとってはここを狙われ続けるのはかなり嫌だったのだが、名古屋の攻撃はそこまで執拗に左からというわけでも無かったので再び試合は硬直状態に。
セレッソの攻撃は、キム・ジンヒョンからシャドゥへ直接ボールを付ける場面も増え、もう少しでボランチ裏から一気にゴール前に行けそうなのだが、まだまだミスも多くという展開が続く。
68分〜
そして68分に名古屋は和泉に代えて赤﨑を投入。ガブリエル・シャビエルが左SHに回る。
和泉はかなりいいプレーを見せていたのだが、名古屋はボールを運べるので前田、赤﨑と前線で機動力がある選手を増やしてなんとか勝負をつけたいということだったのだろう。

しかしこの直後の69分にセレッソに千載一遇のチャンスが訪れる。
名古屋のボール回しに対して上手く守備をはめ込みGKにバックパスをさせるとそこからのロングキックを跳ね返し、ジョアン・シミッチがヘディングでつなごうとしたボールをソウザが拾うことに成功すると一気にカウンター。
右サイドへ飛び出した柿谷から内側を追い越したソウザ、そしてソウザの折返しをファーサイドでフリーの都倉が頭で合わせる。
しかしこのシュートは叩ききれずにクロスバーの上へ外れてしまった。
この試合では背後に走るのは主に都倉だったのだが、その都倉の裏狙いはあまり効果的でなくカウンター自体がほとんどできていなかった。
しかしここではボールの奪い方がよく、柿谷も裏へと飛び出したことでカウンターが成立。ここで決めていれば神戸戦に続き「思惑通り」という展開に持ち込むことができていたのだが、この試合では残念ながら決めることができなかった。

■仕掛けに行くも

79分〜
ここからセレッソは立て続けに3人の選手交代枠を使用。
まず70分におそらくコンディションの問題で清武に代えてデサバトを投入。ソウザを左シャドゥに上げデザバトが右ボランチ、奥埜が左ボランチという関係にする。
しかし74分に今度は奥埜に代えて水沼を投入。ソウザが再び左ボランチに戻り、水沼は右シャドゥへ。柿谷が左シャドゥに回る。
そして79分には都倉に代えてブルーノ・メンデスを投入。ここはそのままトップのポジションに入る。

この一連の交代の中で気になったのは、水沼はそれまで柿谷がやっていたジョアン・シミッチに右からアプローチ作戦をやっていなかったこと。通常の5-4-1の様に右のスペースを埋めるポジショニングと取っていた。
そのためジョアン・シミッチに対してはデサバトが後ろから出ていく場面が増えた。
前半から右ボランチの奥埜が前にでてジョアン・シミッチにアプローチをかけるという場面が無かったわけではないが、それはあくまで柿谷が行けない時、もしくは柿谷が相手の最終ラインにアプローチをかけた時のみ。基本ジョアン・シミッチにアプローチをかけるのは主に柿谷、時々都倉の役割だった。
ここで水沼にやらせなかったのは、試合がオープンになり始めておりカウンターの応酬みたいなシーンが増えたからなのかどうなのか。

しかし結果的にはこの直後、ジョアン・シミッチからの縦パスをガブリエル・シャビエルがフリック。それを受けた赤﨑が放ったシュートがゴールネットを揺らし、名古屋に先制を許すこととなる。
木本が試合後のコメントで「ヨニッチが寄せきれなかったことが」と語っており、もちろんそれもあるが、セレッソの守り方が変わった影響も大きいのではないかと思う。

失点後は、フリーランニングができる水沼が右に入ったことで舩木が早々に水沼を走らせるパスを出し、さらに87分にはヨニッチを前線に上げる。そして90分には中に入った舩木からのパスで柿谷が抜け出しボレーシュートを放つもランゲラクにセーブされる。

するとアディショナルタイムの90+2分に丸橋がボールをつつかれそのこぼれ球を赤﨑に決められ失点。
赤﨑はプロに入ってからは伸び悩んでいたが、筑波大学時代は間違いなく大学ナンバーワンストライカーだった選手。大学時代から見ると、今この程度で収まっているのが信じられないぐらいの選手だった。そしてその赤﨑を筑波大学で大学ナンバーワンにまで育てたのは入学時の筑波大学監督風間八宏氏。やはり風間監督の下でプレーするのが一番やりやすいのだろう。
90+4分〜
最後に名古屋は90+4分に米本に代え小林を投入。
試合はこのまま終了となり2-0でセレッソは今季初黒星を喫した。

■その他

もちろんロティーナ監督やイバンコーチにもできればプレシーズンでもう少し高いレベルまで持って行きたかったという思いはあるだろう。
しかしチームはまだまだ「新しいやり方にチャレンジ」している段階というのが現状。ビルドアップに関しても時々は上手くいくが、上手くいかないこともかなりある。
だからといって決して勝ち点は諦めることはできないし、かといってチャレンジを止めることもできない。
開幕戦では勝ち、この試合では敗れてしまったが、この難しい2つを両立させるために現状はなかなか上手くやってるんじゃないかと思っている。

取り組もうという形は見えているので、試合を重ねながらどの様にチームがレベルアップしていくのか。今週からルヴァンカップも始まるので、今はそのあたりの経過を楽しんでいきたいと思っている。





6 件のコメント :

  1. 今シーズンも始まりましたね。
    分析も毎試合楽しみにしております。

    今回については赤崎の2ゴールがどちらもスーパーでしたね。
    こちらが決定機を決められずに相手にこんなプレーが出ては勝てない、
    そんな試合だったのではないでしょうか。

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    1. コメントありがとうございます。
      そうですね、赤﨑のゴールはどちらも素晴らしいものでした。
      狙い通りに試合を運べていた部分もあったので、次の対戦ではぜひ勝利につなげてほしいところです。

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  2. 残念な結果でしたが、シミッチ対策として右シャドゥに切らせるというのは理にかなっていると解説を読んで思いました。シミッチを見ていて思ったんですが、今のボランチのメンバーもいい選手が揃ってますけど前にパスを供給できる選手が1人欲しいところだと思いました、今は舩木がその役目を担ってるんですが1枚剥がしてパスを出せたら・・・と思うシーンがあったので。
    少し気になったんですが奥埜はなぜ交代になったのでしょうか?
    ケガという訳ではなさそうですし、デサバトとの相性が悪かったとかでしょうか、見当がつかなかったので。

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    1. コメントありがとうございます。
      シミッチ対策はシンプルでありながら効果的な非常に興味深い形だったと思います。
      あれなら落とし込むのに時間もかからないですからね。
      あとボランチのパスはもちろん求めていないわけではないでしょう。
      ただピッチの中央よりもサイドの方が前線でよりプレッシャーがかかりにくいので、サイドに基点を作るということだと思います。
      あと奥埜の交代は、和泉に脇を使われていたことがきっかけだと思います。和泉が下がってからシャビエルがそのポジションに入りましたし。まあ結局はデサバトの脇でシャビエルがアシストをするんですが、あの位置が気になったんじゃないでしょうか。

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  3. 解説ありがとうございます。結局、実力的にどうしようもなかった、というのが今回の結果なのでしょうか?例えば右サイド。柿谷の位置を取ると舩木を助けられず、交代で入った水沼はシミッチに縦パスを入れさせてしまった。この部分だけを見ると、実力的に如何ともしがたいところもあったのかな、と思います。

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    1. コメントありがとうございます。
      実力的にといってしまうと何でも結果をそれに結びつけることができそうな気がします(笑)。
      たらればの話しをしてもしょうがないですが、もし都倉が先に決めていれば展開も変わったでしょうし。
      特にロティーナのサッカーは全体のプランの中で組み立てられているので、その中で思い通りに行った部分といかなかった部分があって、それが勝ちに結びつけることができず、敗れてしまったということではないでしょうか。

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