2018年4月5日木曜日

4/3 AFCチャンピオンズリーグ グループステージ MD5 VS 済州ユナイテッド @ 大阪長居スタジアム

スタジアム大阪長居スタジアム主審イルギズ タンタシェフ
入場者数9,066人副審アンドレイ ツァペンコ、ティムル ガイヌリン
天候 / 気温 / 湿度晴れ / 19.3℃ / 62%第4の審判員ティムル ファイズリン
スターティングメンバー
セレッソ大阪C大阪
 
済州ユナイテッド済州
  • スターティングメンバー
  • GK 21 イ シャングン
  • DF 2 チョン ダフォン
  • DF 4 オ バンソク
  • DF 5 クォン ハンジン
  • DF 13 チョン ウン
  • DF 20 チョ ヨンヒョン66'
  • MF 14 イ チャンミン
  • MF 40 イ チャンドン83'
  • FW 10 マグノ クルス37'
  • FW 27 リュ スンウ
  • FW 99 チアゴ マルケス
 
  • 控えメンバー
  • GK 41 パク ハングン
  • DF 15 アレクサンダル ヨバノビッチ
  • DF 6 パク チンポ
  • MF 16 イ ドンス83'
  • MF 7 クォン スニョン
  • FW 8 キム ドヨプ37'
  • FW 9 チン ソンウク66'
  • 監督
  • 尹 晶煥
 
  • 監督
  • チョ スンファン
セレッソ大阪C大阪
済州済州ユナイテッド
今回対戦今季平均
データ項目セレッソ大阪済州ユナイテッドセレッソ大阪済州ユナイテッド
FK22201521
CK9476
PK0000
シュート613914
警告/退場1/01/01/01/0

<監督・選手コメント>

セレッソ大阪 尹晶煥監督

セレッソ大阪 片山選手、柿谷選手、田中亜土夢選手、キム・ジンヒョン選手

AFCチャンピオンズリーググループステージもこの試合を含めて残り2試合となるマッチデー5。
セレッソ大阪が済州ユナイテッドをホーム大阪長居スタジアムに迎えての一戦は2-1で勝利。
勝ち点を8に伸ばし、グループリーグ突破の可能性を残した。

■メンバー

リーグ戦前節の湘南戦でようやくリーグ戦初勝利を挙げたセレッソ大阪。その湘南戦から中2日ということで、布陣はいつもの4-4-2だが、2試合続けて先発なのがキム・ジンヒョン、ヨニッチ、柿谷の3人のみ。
入れ替わった8人のうち、田中亜土夢、酒本の2人は厳しいコンディションで敗れたアウェイブリーラム戦以来の先発。福満、西本、片山の3人は今季初先発となる。

一方の済州ユナイテッド。前回対戦時がMD1、今季のAFCチャンピオンズリーグ開幕戦であったことで、昨季埼玉スタジアム浦和戦でのトラブルにより何人かの選手は出場停止になっていた。
今回はそんな出場停止期間も終わったということで、前回対戦時から4人が入れ替え。
前回対戦時には3バックに入っていた37番キム・ウォニル、右WB6番パク・ジンボ、左WB22番キム・スボム、左インサイドハーフ7番クオンスンヒョンが外れ、ザスパクサツ群馬やロアッソ熊本でもプレーした5番クォン・ハンジン、4番オ・バンソク、13番チョン・ウン、27番リュ・スンウを起用。
また前回と前線、中盤の枚数は同じながら、前回の3-1-4-2(2トップ+中盤がアンカー&インサイドハーフ2人)から、今回は3-4-1-2(2トップ+トップ下&ダブルボランチ)へと並びが変わっている。

■済州の3−4−1−2

前回の済州を思い出してみると、守備の時はまず3-1-4-2の布陣でセット。つまり2トップの下にインサイドハーフ2枚いる。
ただしこのインサイドハーフの選手はSBのところまでアプローチをかけることはほとんどなく、セレッソのCBがボールを持つ時にはボランチへのパスコースを消す。ボールを運ばれると5-3で下がって守るという形をとっていた。

そして今回の対戦。済州はこの試合に敗れるとグループ敗退が決まるということもあったのだろう。中盤でいうと7番でキャプテンマークをつけていた7番クォン・スンヒョンがベンチになり、前回対戦時には最後アタッカーとして登場してきた27番のリュ・スンウが先発。そしてトップ下に入っている。
3-4-1-2の済州
この様な形で前回から少し変化はついていた済州だが、守り方の大筋はそれほど大きく変わらなかった。99番チアゴ。10番マグノ・クルス27番リュ・スンウの2トップ+1トップ下の3人がケアしているのはCBとダブルボランチの4枚。SBにまでアプローチをかけてくることはほとんどない。なのでSBにボールが出た時はWBが前に出てくる。
また、押し込まれた状態になると27番リュ・スンウも中盤に下がってくることもある。
なので、済州としては前回対戦時とそれほど変わっていないという意識なのかもしれない。
単純に2トップに対して近い位置でサポートに入れるアタッカーを加えたいということなのだろうか。

■ペースを握ったのはセレッソ

前回対戦時の決勝点はアディショナルタイムの90+3分というギリギリの時間だったが、思い出してみるとその試合でも序盤ペースを握ったのはセレッソ。SBに時間が与えられていること、そしてSBに対してWBがアプローチに来るので3バック脇にスペースが出来る。
そこに杉本・柿谷の2トップが流れ起点を作っていた。
セレッソが起点としたのは
そして今回の試合だが、前回同様SBには時間がある。そして今回はそれに加えて相手のボランチ前から柿谷・杉本へのクサビを立ち上がりからどんどん入れることが出来ていた。
これは相手の形が変わったこともあるだろうが、セレッソが狙っていた部分でもあるのだろう。
2トップがここでクサビを受けると相手の3バックは中央にポジションを取らざるを得ない。
しかし3バックの外側を埋めるWBは相手のSBにアプローチにいかないといけない。
ということで3バック脇、WB裏に広大なスペースが出来る。
セレッソはそこに田中亜土夢、福満の両SHを飛び出させることで試合を完全に優位に進めることとなる。

ただ、先程も書いたように前回対戦時も優位に進めていた。しかしそこからACL特有の雰囲気などにのまれる形で混沌とした試合に持ち込まれるという、ある種済州の経験値に引っ張られた展開となっただが、この試合で2度目の対戦。今回そうはさせなかった。

16分、この試合3本目のCKのキッカーは田中亜土夢。マンツーマンの要素が大きい済州のCK守備に対してニアに3人飛び込むことで中央にポッカリとスペースを作るとそこに片山が飛び込んで放った左足ボレーが豪快にネットを揺らした。
セレッソではDF登録となっている片山だが、そもそも岡山所属時に最初に対戦した時のポジションはシャドゥ。ストライカーっぽいゴールだろう。
片山はこれがセレッソ加入後初ゴール。リーグ戦よりも先にアジアの舞台でゴールを決めた。

失点をしたことで後の無い済州も少し前がかりになり、1試合目から狙っていた99番チアゴ・マルケスを走らせる形だけでなく14番イ・チャンミンの強烈なブレ球FK。前がかりになってセカンドボールを拾っての2次攻撃を見せようという力技的な展開にもっていこうとするが、追加点を奪ったのもセレッソ。
34分に柿谷のゴールで2-0とリードを広げる。

このゴールは相手のロングボールを山下がヘディングで跳ね返して酒本へパス。そして酒本が杉本へ入れたクサビからパーフェクトだった。
2点目の起点
まず酒本が持った時に福満は大外に走ったことでボランチの14番イ・チャンミンとWB13番チョン・ウンの間を広げ、そこの間に杉本が降りてきてクサビを受けためを作る。そのタメで14番のイ・チャンミン、13番のチョン・ウンが絞ったタイミングで西本に落とすと、西本はワンタッチで3バック裏へ。
さらにそこから3バックの間に山村が飛び込んで折り返しを柿谷という形だが、きちんと相手DFの配置とその間のレーンを使うと必要以上に動かなくても崩すことができるというお手本の様なゴールだった。
こういうゴールを再現性をもって繰り返す事ができるようになりたいところだ。
37分〜
セレッソがリードを広げた後の37分、済州は10番マグノ・クルスに代えて8番キム・ドヨプを投入。前半終了直前というタイミングなのでもしかしたら怪我などのアクシデントがあったのかもしれないが、この交代で済州はシステム変更。
99番チアゴと8番キム・ドヨプの2トップの下に27番リュ・スンウと14番イ・チャンミンが並ぶ3-1-4-2に変更。また3バックの並びも20番チョ・ヨンヒョンと5番クォン・ハンジンが入れ替え。システム自体は前回対戦時の形となる。
対3-1-4-2
形が変わった後もセレッソは2点リードしていることもあって落ち着いて対応。
2トップがアンカーの40番イ・チャンドンを挟むような形で4-4-2を作る。
ただ、やはり27番リュ・スンウ、14番イ・チャンミンが2トップ脇に降りてきた時にファーストディフェンスが曖昧になってしまうこともあり、後半に入ると特に両ワイドを使おうという指示が出ていたのだろう。SHが大外のWBに引っ張られたり、西本が少し動かされたりする場面もあったが、そこまで大きな問題にはならず。
またセレッソも相手のミスからであったが柿谷が抜け出す場面や、福満のの突破から杉本への折り返しなどチャンスも作っていた。
ただ、やはりミスマッチ系はどうしてもずらされる。

■4-4-2対4-4-2

72分〜
このままだとグループリーグ敗退が決まる済州は66分、27分から3バックの右にいた20番チョ・ヨンヒョンに代えてFW登録の9番チン・ソンウクを投入。
前線の人数を増やそうということなのだろう。済州はこれで4-4-2にする。
そしてその6分後に72分、セレッソは西本に代えて山口を投入。西本はその直前に足がつってしまっていたのでということになる。
西本は済州はそこまでボランチにプレッシャーをかけてくることがなかったので助かった面もあるが、酒本らの指示を受けながらポジションを崩してしまうような動きすぎることもなく、十分役割を果たしたといえるだろう。

そして4-4-2に代えた済州だが、正直セレッソにとって助かった。4-4-2対4-4-2ということでミスマッチでポジションを動かされる事がなくなったからだ。
79分〜
そしてさらにセレッソは79分、山村に代えて木本を投入。そのままボランチの位置に入る。
86分〜
手詰まり状態にあった済州は83分に40番イ・チャンドンに代えて16番イ・ドンスが入る。
同じポジションに入ったようだが、途中には40番イ・チャンドンがアンカーに入っていたようにダブルボランチの関係は40番イ・チャンドンが後ろ、14番イ・チャンミンが前というものだったが、16番イ・ドンスのプレーエリアは14番イ・チャンミンの前だったので攻撃的な交代という狙いだったのだろう。
そしてセレッソも86分、福満に代えて高木を投入。田中亜土夢が右SHに回る。

ここからひたすら前がかりになって攻めてくる済州。
そんなに崩されるような攻撃は無かったのだが、前がかりになってくることでSHが下がってしまい6バック状態になってしまったところから起こったのが最後の済州のゴール。
14番のイ・チャンミンが持ち出したと事に慌てて田中が前にでてアプローチに行くが、外され外の13番チョン・ウンへ。
その13番チョン・ウンのクロスに9番チン・ソンウクが合わせて90+2分に済州が1点を返す。
しょうがない部分もあるのだが、ちょっともったいない失点でもあった。

しかしこの1点以外は特に何もなくそのまま試合終了。セレッソが2-1で勝利。グループ突破の可能性を繋いだ。

■その他

メンバーを入れ替えての試合となったが、湘南戦よりも盤石の勝利だった。
展開的にも理想的、ミスマッチに苦しむ場面も無かった訳ではなかったが、守備も安定していた。
トップチームでの今季初先発となった西本も途中にも書いたように十分納得のプレーぶりだった。
シーズン前にも書いたが、そのポジションの少なくとも3番手以降はU-23の選手で良いと思っているので、沢山の選手を一度に使うと大変な事になるが、連戦の中であればところどころでU-23の選手を起用していくのも面白いんじゃないかと思っている。

あとはこの日のMOMにも選ばれていた片山。
左SBには田中裕介がいるのでおそらくそんなにセレッソではトレーニングしていないんじゃないかとは思うが、ゴール以外にも「身体能力の高さ」「対人の強さ」という魅力は十分発揮した。4バックのSBにあれだけ身体能力が高くて人に強い選手がいるとかなり助かる。
ただ、左足でパスを出したりとかクサビを打ったりとかっていうのは流石に厳しい様なので、周囲の使い方は重要になってくるだろう。
とはいえあまり片山のプレーを見たこと無かったセレッソサポーターにも、噂のロングスローだけじゃないぞってところを見せることができたんじゃないだろうか。

そしてグループ最終節だが、なんと広州恒大がブリーラムと引き分けてしまったのでちょっとややこしい事になってしまった。
ブリーラムとセレッソの直接対決の結果がブリーラムが上なので勝ち点で並ばれると抜かれてしまう。そしてセレッソとブリーラムの勝ち点差は2。ブリーラムが済州戦に勝つとセレッソは広州に勝つしかなくなる。
このグループリーグでブリーラムが唯一敗れてるのがホームでの済州戦。そして最終節ブリーラムはアウェイでの済州戦なので、敗退が決まっているとはいえ済州が勝つ可能性もある。
というか済州が勝てばセレッソと広州の結果が何であれ勝ち抜けが確定するので、済州さんどうにかお願いします。




※全く見られなくなると言っていたACLですが、試合の録画ディスクを差し入れで頂いたので何とか書くことができました。ありがとうございます。

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